レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)

2020年08月18日 23時13分02秒 | 特撮

「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」
1957年 日本 50分
■監督:
 石井輝男
■出演:
 宇津井健
 高田稔
 池内淳子

●あらすじ
シリーズ第一作。
原水爆実験禁止を呼びかけるためエメラルド彗星からやって来たスーパー・ジャイアンツが、
原爆用ウラニウムをめぐってアトムAB団と戦いを繰りひろげる。
新東宝が『スーパーマン』のブームをうけて、同様のコンセプトで製作した和製ヒーロー作品。
渡辺宙明が担当した最初のヒーロー作品としても知られている。
『続 鋼鉄の巨人』に続く。
(YAHOO映画より)

★感想など
「少年探偵団」と言い、高倉健主演のカラテ映画と言い、この頃の映画は
話の途中で第一部完となるのをすっかり忘れていた!
それにしてもこの頃の映画は、娯楽の王様だったんだなあ。
本作の公開日が7/30。続編の公開が8/13だからね。
内容の方は完全に子供向けに作られている。
だが主演の宇津井健が大真面目に演じてくれているので、茶化していなくてむしろ爽やかである。
監督の石井輝男は本シリーズを「少年探偵団」のようなノリで作っていたと言っているらしいが、
全体の雰囲気はまさにそんな感じである。
背景に映し出される映像や、当時の子役たちを見ていてもまさにリアル三丁目の夕陽である。
その頃の日本に興味がある人は、それだけでも十分に楽しめるだろう。
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ハイキック・エンジェルス

2020年08月17日 11時23分23秒 | 功夫/空手/武侠片

「ハイキック・エンジェルス」
2014年 日本 90分
■監督:
 横山一洋
■出演:
 宮原華音
 伊藤梨沙子
 川本まゆ
 長島弘奈
 青野楓

●あらすじ
「ハイキック・ガール!」の西冬彦監督が原案・脚本を務め、
美少女たちのハイキックにこだわり描き出すガールズ・アクション・ムービー。
出演は小学5年生の時に空手の全国大会で優勝するなどトップクラスの実力を持ち、
モデルとしても活躍する現役女子高生、宮原華音のほか、伊藤梨沙子、川本まゆ、長島弘奈、青野楓。
監督は「映画版 ふたりエッチ」の横山一洋。
アクション映画部の5人の女子高生たちが、誰もいない廃校で
新作映画「ハイキック・エンジェルス」の撮影を開始する。
するとそこに大勢の男たちが侵入してきた。
逃げ場を失った5人は、不届きな男たち100人を相手に壮絶な戦いを繰り広げる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
こういった映画を邦画で作ろうという試みは大賛成である。
邦画カラテ・アクションとしては、元祖にして最高峰の志穂美悦子の存在があるので、
その後継者を目指す映画作りを是非して欲しいものである。
だが日本で功夫・空手映画を作ろうとすると、
何故お色気要素を入れるのだろうか?
「燃えよカンフーガール」にしても「くノ一五人衆VS女ドラゴン軍団」にしても、どちらも主演はAV女優。
だからそういったシーンを織り交ぜる。
本作も女子高生が短いスカート履いてパンチラ三昧でキックするところが売りなんでしょうか?
そう言えば「くノ一五人衆VS女ドラゴン軍団」はまだ観てないなあ。
監督が香港でスタント経験豊富な谷垣健治で、ジャッキーのなんかの映画を完コピして作ったとか言ってたから
楽しみではあったんだよね。そのうち観よう。
さて本作の彼女たちだが、アクション担当の三人の技がそれぞれ変えているのはメリハリを付けるため面白かった。
主演の宮原華音はブルース・リーのファンのため台詞や動きを真似したり
「ジャッキーVSユキーデ」みたいなアクションをしてやるぜとか言ったりするが、キャラクターが恐ろしく寒い。
脳みそまで筋肉と言うか馬鹿過ぎて、見ていて共感が持てない。
一方最強の相手役としてキャスティングされた青野楓の方は、強いんだけど個性がないつまらない役。
だけどラストにまとめていた髪がほどけて某角川映画のパクリをするシーンは可愛かったけど。
しかし一番可愛く見えたのは川本まゆかな。
まあ脚本の方もどうにもな感じで、敵の方も女子高生たちには興味がなくて自分たちから何もしなければ無視してくれるのに
自分たちから相手にわざわざ喧嘩を吹っかけにいっているだけなので、戦う必然性がないんだよね。
まあ日本でこういった映画が作られているだけでも最高だよね!
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スティーブ・オースティン ザ・ストレンジャー

2020年08月17日 10時27分09秒 | アクション

「スティーブ・オースティン ザ・ストレンジャー」
原題:THE STRANGER
2010年 カナダ 91分
■監督:
 ロブ・リーバーマン
■出演:
 スティーブ・オースティン
 エリカ・セラ
 アダム・ビーチ
 ロン・リー

●あらすじ
『エクスペンダブルズ』のスティーヴ・オースティン主演によるアクション。
誘拐された少女を救った謎の男。
FBIの捜査により彼は元捜査官のトムであることが判明するが、
彼はかつて任務中に経験した凄惨な出来事のために記憶を失くしており…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
スティーブ・オースティンもドウェイン・ジョンソンも見た目は似たような感じに見えるんだが
俳優としてみると全然違うなあ。
ドウェイン・ジョンソンはアクションも表情も多彩で見ていてアクション俳優って感じだが
スティーブ・オースティンの方はどうにも一本調子な感じがして、深みがないと言うか広がりがないんだよね。
ただカナダ映画特有の、のんびりした山が背景なとことか(なので当然登場する人が少ない)は
のんびりした感がちょっと出てきてしまうのだが、そのスケール感のなさっぷりが逆にスティーブ・オースティンには
合っている気がした。
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マスターズ・オブ・ホラー 悪夢の狂宴

2020年08月13日 23時26分03秒 | ホラー

「マスターズ・オブ・ホラー 悪夢の狂宴」
原題:TWO EVIL EYES
1990年 英 120分
■監督:
 ジョージ・A・ロメロ
 ダリオ・アルジェント
■出演:
 エイドリアン・バーボー
 レイミー・ゼダ
 ビンゴ・オマリー
 ジェフ・ハウエル
 E・G・マーシャル
 ハーヴェイ・カイテル

●あらすじ
「ゾンビ」のロメロと、「サスペリア」のアルジェント。
米・伊を代表するホラーの巨匠二人が、エドガー・アラン・ポーの世界に挑んだオムニバス。
第1話「ヴァルドマー事件の真相」はロメロが担当。
余命いくばくも無い大富豪ヴァルドマーから財産を巻き上げようと画策する悪妻。
共謀の医者がかけた催眠術はヴァルドマーの死後もその効果を残していた……。
第2話「黒猫」はアルジェントが担当。
暴力的な写真を得意とするNYのカメラマンが、不気味な黒猫にまとわりつかれた上、思い余って妻を殺してしまう。
大都会のド真ん中で死体の処理に困ったカメラマンの取った方法とは……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
私のレレレ人生の原点は、小学校一年生の時に一日50円のお小遣いを2週間貯めて買った
650円の「ドラゴン大全科」になります。
日野康一先生による秋田書店から出ていた大全科シリーズの一冊。
ブルース・リー、ジャッキー・チェン以外に日本で公開した香港映画及び未公開の映画も沢山紹介してあって
香港映画に対する夢が広がる本でしたねえ。
ちなみに当時買った本をまだ持っています!
「ドラゴン大全科」が基礎工事なら、土台を作ったのが90年前後のファンタスティック映画祭特集の本。
本家アボリアッツ国際映画祭と東京国際ファンタスティック映画祭上映作品を中心に、数々の未公開映画を紹介してくれていて
これらの作品が観たい! と思って色々レンタル・ビデオ屋に足繁く通い始めたのがスタートかも。
んで巻頭カラーで紹介されていたのが本作なんだよね。
当時ジョージ・A・ロメロとダリオ・アルジェントと言えば、どちらもホラー映画界でぶいぶい言わせていたヒット・メーカー。
その二人のタッグ作品で題材がポーと来たら、これは観なければいけないでしょ!
と思いながら30年経ちました(笑)
内容はともかく、私の中の気持ちが当時置き忘れてきた作品たちに向いた模様。
他にも当時ファンタスティック映画紹介の本で散々読んでおきながらまだ観ていない作品を観ようかな。
とか言いつつ、その本もまだ持ってるんですけどね(笑)
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チャイルド・プレイ ~チャッキーの狂気病棟~

2020年08月11日 21時43分00秒 | ホラー

「チャイルド・プレイ ~チャッキーの狂気病棟~」
原題:CULT OF CHUCKY
2017年 米 90分
■監督:
 ドン・マンシーニ
■出演:
 フィオナ・ドゥーリフ
 マイケル・テリュー
 アダム・ハーティグ
 アレックス・ヴィンセント
 ジェニファー・ティリー
 グレース・リン・カン

●あらすじ
凶悪犯の魂を宿す殺人人形・チャッキーが人間に襲い掛かるホラーシリーズ第7弾。
チャッキーとの闘いの後、病院に入院したニカ。
だが、精神科医がセラピーでチャッキー人形を使い始め、
窮地に陥ったニカはアンディと共に再びチャッキーに闘いを挑む。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
なんか話が全然分からないなあと思っていたら、前作「チャイルド・プレイ/誕生の秘密」と完全に繋がってたんだね。
観たのは6年前のようだが、さっぱり覚えてないや。
なんか前作にも出てたらしいアンディだが、最早空気だな。
そう考えるとシリーズで一番盛り上がらなかった感もある、3とか最近思い出したな。
その内また観ようかな。
本作は大真面目にホラー映画を作っているが、題材がすでにバカな感じがするので、個人的にはミスマッチな感じがした。
しかし残酷なシーンがかなり多く、ホラーが得意な人以外はちょっとショッキングすぎるかも。
その辺も含めてなんだか全体的にしっくりいってない感じがしちゃいました。
ところでどこかでこの人見たなあと思ってた女優さん、グレース・リン・カン。
過去のフィルモ・グラフィを見ても、私が観たのは「CUBE2」しかなかった。
でも妙に印象に残ってるのは何でだ?
ネットで検索してみたら、歳取ったケイティ・リューング。若くなった李麗仙みたいな感じだった。
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