レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

帝都物語

2021年11月25日 02時17分20秒 | SF/ファンタジー

「帝都物語」
1988年 日本 136分
■監督:
 実相寺昭雄
■出演:
 石田純一
 原田美枝子
 嶋田久作
 姿晴香
 佐野史郎
 勝新太郎
 中村嘉葎雄
 宍戸錠
 桂三枝
 坂東玉三郎
 いとうせいこう
 西村晃
 大滝秀治

●あらすじ
荒俣宏の伝奇SFを映像化。
帝都壊滅を企む魔人・加藤保憲と、霊能力者たちの闘いを描く。
実在の人物が実名のまま多数登場し、人造人間の権威・西村真琴博士を実子の西村晃が演じたことも話題となった。
(YAHOO映画より)

★感想など
本作はレレレ界隈では有名な作品。
なのに今まで観てこなかったが、機会があったので今さら鑑賞。
まず映像とか雰囲気は抜群に良いね。
映画ではなく写真で見たらかなり面白そうに見えると思う。
魔人・加藤を演じる嶋田久作も最高に格好良い。
これは確かにレレレ界隈でも人気になるね。
そして圧倒的な予算で作られた街のセットなど、とにかくスケール感が大きいのも邦画らしくなくて素晴らしい。
それに負けず劣らずの豪華な出演陣も名前を見るだけでもビックリさせられるくらいのオールスター・キャストだ。
ただ、話が絶望的なまでにつまらない!
ストーリーがあるんだか無いんだか。盛り上げたい箇所はどこなんだかが全く不明で、だらだら映像が続く感じ。
ジョニー・トーの映画に似てるなと思ったが、あちらよりかは全然マシだけど。
それでも観ていてかなり眠くなるくらい退屈だった。
また編集もかなり悪く、音楽含め途中でのぶつ切りがかなり多い。
まるで4時間の映画を無理矢理カットしているかのよう。
最後まで観るのが結構苦痛だったけど、頑張って最後まで観てみました。
話が分かりづらいのは原作読んでないからだ。
もしそういう意見なのだとしたら、映画としては完全に終わってるな。
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『銀河英雄伝説』 第9話「クロプシュトック事件」

2021年11月22日 09時03分59秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』 第9話「クロプシュトック事件」
1988年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ジークフリード・キルヒアイス(広中雅志)
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ(潘 恵子)
 クラウス・フォン・リヒテンラーデ(宮内幸平)
 ヴェストパーレ(横尾まり)
 フレーゲル(二又一成)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
クロプシュトック侯は、帝国門閥貴族の名門だったが、
フリードリヒⅣ世が即位する際の権力闘争に敗れて以来、社交界から追放されていた。
この日、久しぶりにブラウンシュヴァイク公のもとを訪れた彼は、
近々ブラウンシュヴァイク公が開くという皇帝臨席のパーティーへ自らも出席出来るよう懇願する。
かつての仇敵に膝をかがめられた公はその願いを聞き容れるが、それは恐ろしい事件の幕開けでもあった……。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
「リヒテンラーデ公は嫌いだ」
キルヒアイスの洞察力が鋭すぎることが分かる話。
と同時にヴェストパーレ男爵夫人に気に入られているのは知らなかった。
レレレの歴史がまた1ページ
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ミイラ再生

2021年11月20日 14時34分24秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「ミイラ再生」
原題:THE MUMMY
1932年 アメリカ 73分
■監督:
 カール・フロイント
■出演:
 ボリス・カーロフ
 ジタ・ヨハン
 デヴィッド・マナーズ
 アーサー・バイロン

●あらすじ
『フランケンシュタイン』のポリス・カーロフがミイラ役を演じたアメリカホラー映画の古典的名作。
英国考古学者が発見したミイラが、若い学者の好奇心から読み上げた呪文で蘇生してしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ユニヴァーサルのホラー映画シリーズは、古典的名作として名高いため昔から知ってはいた。
少しは興味があり、前にボリス・カーロフ主演の「フランケンシュタイン」は鑑賞している。
あのフランケンシュタインの姿は確か版権取っていて、誰でも使えないんだっけ?
ただフランケンシュタインと言えばあのビジュアルが誰でも思い浮かべると思うけど。
ミイラ男と言えば、全身をぼろぼろの包帯でぐるぐる巻きにされたビジュアルを浮かべると思う。
本作もってきりそういった話かと思いきや全然違っていて、ミイラが復活したら人間のように再生されていて
それをボリス・カーロフが演じているから、ミイラ男感はほとんどない。
ホラー映画としてはボリス・カーロフの怪しげな演技が見所くらいで、後は大昔の映画の作りを楽しむくらいしかない。
だが音楽は大変素晴らしかった。怪奇ムードたっぷりでね。
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アドヴェンチャー・オブ・シンドバッド 魔女の逆襲

2021年11月18日 23時42分31秒 | SF/ファンタジー

「アドヴェンチャー・オブ・シンドバッド 魔女の逆襲」
原題:THE ADVENTURES OF SINBAD
1997年 米 83分
■監督:
 クレイ・ポリス
■出演:
 ゼン・ゲスナー
 ジョージ・ブザ
 ティム・プロゴシュ
 オリス・アーヒューロ
 ジャクリーヌ・コレン

●あらすじ
冒険ファンタジーの名作「シンドバッド」を最新VFXで描く海洋アドベンチャー第2弾。
新たなる財宝と冒険を求めて旅立ったシンドバッドたちを、
強大な魔力を持つ半人半獣のモンスター軍団を擁する魔女・ルミーナが待ち受ける。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
久々に観るニヤケタお兄ちゃんで有名な「アドヴェンチャー・オブ・シンドバッド」シリーズ。
数作観ていると、いつでも余裕な返しが出来るにやけたシンドバッドに
胸の谷間を強調した大女魔法使いとか、筋肉大男の兄貴、マッドな科学者に無口な黒人など
いつもの仲間を見ているとホッとするようになってきた。
相変わらずロケ地はいつものとこだし、CGモンスターの出番は圧倒的に少ないけど
なんか不思議な魅力でついつい観てしまうんだよなあ。
主演のゼン・ゲスナーなんてかなり好きになってきているけどね。
いかんせん他の映画に出ているのは少ないんだよねえ。
何か良いのないのかな?
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燃えよデブゴン10 友情拳

2021年11月17日 22時11分16秒 | 功夫/空手/武侠片

「燃えよデブゴン10 友情拳」
原題:贊先生與找錢華/Warriors Two
1978年 香港 91分
■監督:
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
■出演:
 梁家仁(リャン・カーヤン)
 卡薩伐(カサノバ・ウォン)
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
 石天(ディーン・セキ)
 馮克安(フォン・ハックオン)
 李海生(リー・ホイサン)
 林正英(ラム・チェンイン)
 元彪(ユン・ピョウ)
 孟海(マン・ホイ)
 鍾發(チュン・ファト)
 曾志偉(エリック・ツァン)
 劉家榮(ラウ・カーウィン)

●あらすじ
町の乗っ取りをたくらむ悪徳組織が町長の暗殺を計画していることを知ってしまった青年ファーは、
一味に襲われ瀕死の傷を負う。
「詠春拳」を学ぶデブ春に助けられ、師匠ツァンに弟子入りを果たした彼は、
厳しい修行を積み、その奥義を極めていく。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
VHS時代は確かソフト化されていなくて、結構幻の作品だったかな。
DVD化されるもの遅かったからずっと観れなかったんだけど、今観ることができたので観てみたけど
やっぱこの頃のデブゴンと付く功夫映画は、抜群に面白いね!
まずサモ・ハンがまだそこまで太っておらず、凄い身軽に動く!
そして出演陣を見てもわかる通り、キャストが非常に豪華で観ていて全く飽きない。
それでいて功夫シーンが映画のほとんどを占めているんだから面白くないハズがない。
ただいつものデブゴン・シリーズと違う点も多く、まず功夫シーンにワイヤーを使って実在しない技を使っているのが珍しい。
サモ・ハンの功夫映画は割とオーソドックスなのが普通なので、これは結構驚いた。
いつもと違う技は後に格闘ゲームで使われる技まんまで
タン・フー・ルーの「旋風剛拳」!
ダック・キングの「ブレイクスパイラル」!
エドモンド本田の「スーパー頭突き」である!
各キャラクターのファンなら必見ですぞ!
あと石天(ディーン・セキ)が功夫やってるのが珍しかった。
サモ・ハンと馬鹿馬鹿しい戦いをするのを見てると、ホント仲良いんだろうなって感じでほのぼのしてくるね。
黄金時代だったあの頃の香港映画が好きな人なら、文句なく必見と言うことで!
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