妙にお行儀よくスカスカと、“台本通り”チックだった鳩山&オバマ共同会見。元祖Change!のヒーローさんも、アフガンは片付かないわ国内経済は沈んだまんまだわ、乱射事件は起きるわと内憂外患山積で支持率右肩下がりの日々らしいですが、来日の姿かたちをTV越しにですが一見しただけで、赤裸々なオーラの減衰に驚きます。
思うに、こないだの“(核なき世界へ)宣言しただけで受賞しちゃった”ノーベル平和賞が逆に災いしましたね。あれで妙な達成感が生じてしまい、見守りウォッチする側も、「この後、何やっても“言うは易く行なうは難し”を印象づけるだけ」とタカをくくり出してしまった。
「何をやってくれるか目が離せない」佇まいじゃなくなってきたのです。実証済みのガバナビリティではなく“可能性を先物買い”の当選だっただけに、このちんまりした達成感は今後ずっとこの人の足枷になりそう。
ミッシェル夫人が同行して2ショットでのお着きだったらちょっとは違った印象になったのかな。彼女は体格がいいし、顔面濃いし、物腰もキパキパしてアグレッシヴな迫力がありますからね。
日本に限っては、一般人ウォッチャーは“妻が目立つ”のを嫌うから逆効果か。
さてと、ウチにはウチの内憂が。先々週末の激寒で、パニクって冬物の衣裳や靴を引っ張り出し、そこへ嫌がらせのように小春日和も戻ってきて、部屋の中がいまだ引っ越し直後状態です。
改めて思ふ。中わた入りジャケ、コート多過ぎ。
もちろん寒冷地暮らしですから、完全休眠はなく毎冬どのアイテムもそれなりに稼働してますが、箪笥やクローゼットのスペースを取るにもほどがある。
7年ほど前、格安お値段に釣られて買った初めてのダウンコートが、格安なりの品質を露呈、ひと冬限りで“羽毛ボコリ生産機”化したのにすっかり懲り、上質ダウンの半分以下のお値段でお手入れ簡単な合繊中わたモノをもっぱら愛用してきました。“サーモライト”とか“サンバーナー”という商品名で製品化されている中わたは本当に暖かく軽く、北国の冬には重宝そのものです。
しかし限度というものはある。こういう、機能本位のアイテムって、“流行遅れになった”という理由で見切りをつけるのが難しいので、ますます箪笥への足し算になって行く。
…来季の入れ替え時には、圧縮収納袋買おうかな。…ってまた買い物、足し算かぁ。