先週『徹子の部屋』と日曜(1月31日)の『おしゃれイズム』で、映画『ゴールデンスランバー』の宣伝を兼ねてなのか、立て続けに堺雅人さんのお顔を見る機会があったのですが、ほんのちょっと見ないうちにずいぶん感じが変わりましたね。
大河『篤姫』将軍家定役でおかくれになって間もない頃、1年半ほど前に『徹子』に出演され幼い頃カベムシ役を演じた話などされていたときは、セールスポイント持ち前の“百万ドルの微笑み”をバリヤーに、いろんな生々しいことに踏み込ませないクールさが感じられたのですが、ぶっちゃけ、笑顔がおばさんっぽくなっている。
もっと言えば、瞬間瞬間、思いがけず誰かに似ていると思ったら、武田鉄矢さんに似てきているんですな。笑顔の顔の下半分や、目の細まり方が。
タラちゃん風なフェイスライン直線河童カットのせいだけではないと思う。武田さんがあんな髪型にされていた記憶はないですしね。顔が変わった髪が変わったではなく、笑顔が呼びさます“気分”が変わったというのかな。天上感がなくなって地上的になり、どっか中性的、と言うよりやはりオバサンなんだな。
1年半ほどの間に、芸風的にも心境的にも何かよほどの転機がおありと見ました。『ゴールデンスランバー』、予備知識何もないけれどちょっと興味ひかれてきました。