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新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー後編~
が出たので読んでみた。29000字ほどもあった。
語っている内容は、以下の目次からである。
半分くらいは付いていけない、新しい事柄もあるのだが、ネットをやっているお陰でなんとなく理解できることも多かった。
~もくじ~
■マスコミが積極的に指摘できない、日本の裁判員制度や刑事裁判の問題点について
■テレビよりもネットの方が面白いから、テレビは衰退する
■広告主が離れていくテレビの未来、そしてネットビジネスで儲けるには?
■ホリエモンのニュースチェック方法
■ブログを再開した理由、ブログサービスに求めるもの
■ホリエモンが今使っているパソコン・メールソフト・ブラウザなどなど
■ホリエモンの思い出のゲームと、マンガの選び方
■最後に読者へ向けて「俺はこんないいやつだーっ!」というのを語ってもらえますか?
前項編を通じて、2時間半ほどのインタビューを省略することなく伝えているので、ホリエモンを理解するには非常にいい。何となく、思っている通りの『いい奴だ』という印象である。
『いやなことは直ぐ忘れる』
『基本的に性善説である』などは、共感できた。
それに比して、最初の裁判制度などは、『性悪説』の前提から、検察や調べるお上のほうから都合のいい、仕組みになっているのはその通りであろう。
『徹底抗戦』と言う本を出して戦う気持ちもよく解る。
ただ、ホリエモンに、『結果的に騙されて大損をした人たち』が居ることも、これはまた事実である。
私もその中の1人だが、『いやなことは直ぐ忘れる』ので、特に根に持っていないが、もっと大損をした人は、そうも言っておれないのかも知れない。
○裁判問題の発言を抜粋すると、
H:それをわざわざ閉じこめておく意味はないわけじゃないですか。証拠隠滅及び逃亡のおそれは無いわけですよ、実際は。保釈すればいいんですよ。
通常のアメリカの裁判などであれば、僕なんかはもう一日か二日で必ず保釈されるような案件なんですよ。
でも検察は「プライベートジェットなどを持っていて、飛行機で逃亡するかもしれない」とか、そういうことを当然言ってくるわけです。
判検交流というと?
判事の「判」と検事の「検」なんですけれども、検察官がたまに裁判官になるんですよ。そんなことあんの?って思うでしょ、あるんですよ。普通に。
検事出身の裁判官なんてね、もうそりゃ検察寄りの判決書きますよね。
いやもうマスコミは、当然検事とはべったりですよ。
記者クラブでべったりですよ。
だからたまにはフジテレビみたいに「HERO」とか作って媚びを売ったりとか。まあでもそれが処世術ってものですよね。
こんなことで『徹底抗戦』しようとしているのだろう。
時あたかも、『小沢さんの秘書の逮捕』 これなどのいろいろと裏があるのだろう。
○広告問題やテレビ問題では
H:自動車会社がGIGAZINEに広告を出す時代が来たのか、みたいな感じで。
だから、テレビでCMを出すくらいなら、GIGAZINEに出した方がいいわけですよね。意外と、それこそGIGAZINEで自動車の試乗レポートやった方が、全然費用対効果高いと思うのですよ。失礼かもしれないですけど、GIGAZINEだったら、自動車が3台くらい売れたら元とれるんじゃないですか。
ああ、あとテレビですべきものはスポーツの生中継ですね。サッカーとか野球とかの生中継もやるべきだと思いますよ。だからそういうものだけに地上波デジタルは特化すべきだ、と。で、それら以外のものは全部ネットに持ってこい、という風に思ってたんですよ。
ニュースと言えば、新聞の意義はないですよね。この間もそれであるジャーナリストみたいな感じの人と、ちょっと議論になったんです。
その人は「新聞三紙とって、一覧で見ろ」みたいなことを言うわけです。見出しとかの大きさによってそのニュースの価値がわかる、と。
僕はちょっと、それはないな~、っていう感じです。
ネットのニュースを携帯電話とRSSで見てればいい。
主要なニュース、新聞社のやつも全部のってるじゃないですか。しかも最近は一覧にしてくれるし、ドコモは。
それぞれのニュースを経済評論家の本職の人とか政治評論家の人とかが、批評してくれてるわけじゃないですか。
しかもすごくわかりやすいですよ。もう、それで充分じゃない、っていう……
○そして、GIGAZINEは最後にこう纏めている。
なお、今回の取材内容はすべて録音し、事前に原稿チェックを堀江氏本人に行っていただき、その許諾を得た上で掲載しています。その際にも話し言葉をわかりやすくする以外に大幅な改変などはなく、都合の良いところだけ抜き出すといった編集などもしていません。改めて考える際の材料になれば幸いです。
週刊誌や新聞、テレビなどにて報じられているのは本人が語った言葉を最初から最後まで流していない限り、そのほとんどは大幅な編集が入っており、都合の良いところだけを抜き出した「ねつ造」と言われても仕方のない内容がほとんどです。
堀江氏自身も自分のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」にてそのことを指摘しており、そういったねつ造を防ぐためにブログは大きな役割を果たしています。が、圧倒的なリーチ力を誇る一般のマスメディアに対して、本当の意味でのカウンターアタックにネットはまだなりきれていません。
今後の時代の流れとして、新聞に書いてあることを鵜呑みにしたり、テレビで垂れ流される情報をそのまま信じ込んでしまうような「情報弱者」が減少し、自分自身の頭でちゃんと考えることができる人々が増加すると予想されます。
『そのとき、最後に残るのは一体何なのかを今一度、考えてみるべき時ではないでしょうか。』
時間がある方は、是非ご一読を。
新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー後編~
が出たので読んでみた。29000字ほどもあった。
語っている内容は、以下の目次からである。
半分くらいは付いていけない、新しい事柄もあるのだが、ネットをやっているお陰でなんとなく理解できることも多かった。
~もくじ~
■マスコミが積極的に指摘できない、日本の裁判員制度や刑事裁判の問題点について
■テレビよりもネットの方が面白いから、テレビは衰退する
■広告主が離れていくテレビの未来、そしてネットビジネスで儲けるには?
■ホリエモンのニュースチェック方法
■ブログを再開した理由、ブログサービスに求めるもの
■ホリエモンが今使っているパソコン・メールソフト・ブラウザなどなど
■ホリエモンの思い出のゲームと、マンガの選び方
■最後に読者へ向けて「俺はこんないいやつだーっ!」というのを語ってもらえますか?
前項編を通じて、2時間半ほどのインタビューを省略することなく伝えているので、ホリエモンを理解するには非常にいい。何となく、思っている通りの『いい奴だ』という印象である。
『いやなことは直ぐ忘れる』
『基本的に性善説である』などは、共感できた。
それに比して、最初の裁判制度などは、『性悪説』の前提から、検察や調べるお上のほうから都合のいい、仕組みになっているのはその通りであろう。
『徹底抗戦』と言う本を出して戦う気持ちもよく解る。
ただ、ホリエモンに、『結果的に騙されて大損をした人たち』が居ることも、これはまた事実である。
私もその中の1人だが、『いやなことは直ぐ忘れる』ので、特に根に持っていないが、もっと大損をした人は、そうも言っておれないのかも知れない。
○裁判問題の発言を抜粋すると、
H:それをわざわざ閉じこめておく意味はないわけじゃないですか。証拠隠滅及び逃亡のおそれは無いわけですよ、実際は。保釈すればいいんですよ。
通常のアメリカの裁判などであれば、僕なんかはもう一日か二日で必ず保釈されるような案件なんですよ。
でも検察は「プライベートジェットなどを持っていて、飛行機で逃亡するかもしれない」とか、そういうことを当然言ってくるわけです。
判検交流というと?
判事の「判」と検事の「検」なんですけれども、検察官がたまに裁判官になるんですよ。そんなことあんの?って思うでしょ、あるんですよ。普通に。
検事出身の裁判官なんてね、もうそりゃ検察寄りの判決書きますよね。
いやもうマスコミは、当然検事とはべったりですよ。
記者クラブでべったりですよ。
だからたまにはフジテレビみたいに「HERO」とか作って媚びを売ったりとか。まあでもそれが処世術ってものですよね。
こんなことで『徹底抗戦』しようとしているのだろう。
時あたかも、『小沢さんの秘書の逮捕』 これなどのいろいろと裏があるのだろう。
○広告問題やテレビ問題では
H:自動車会社がGIGAZINEに広告を出す時代が来たのか、みたいな感じで。
だから、テレビでCMを出すくらいなら、GIGAZINEに出した方がいいわけですよね。意外と、それこそGIGAZINEで自動車の試乗レポートやった方が、全然費用対効果高いと思うのですよ。失礼かもしれないですけど、GIGAZINEだったら、自動車が3台くらい売れたら元とれるんじゃないですか。
ああ、あとテレビですべきものはスポーツの生中継ですね。サッカーとか野球とかの生中継もやるべきだと思いますよ。だからそういうものだけに地上波デジタルは特化すべきだ、と。で、それら以外のものは全部ネットに持ってこい、という風に思ってたんですよ。
ニュースと言えば、新聞の意義はないですよね。この間もそれであるジャーナリストみたいな感じの人と、ちょっと議論になったんです。
その人は「新聞三紙とって、一覧で見ろ」みたいなことを言うわけです。見出しとかの大きさによってそのニュースの価値がわかる、と。
僕はちょっと、それはないな~、っていう感じです。
ネットのニュースを携帯電話とRSSで見てればいい。
主要なニュース、新聞社のやつも全部のってるじゃないですか。しかも最近は一覧にしてくれるし、ドコモは。
それぞれのニュースを経済評論家の本職の人とか政治評論家の人とかが、批評してくれてるわけじゃないですか。
しかもすごくわかりやすいですよ。もう、それで充分じゃない、っていう……
○そして、GIGAZINEは最後にこう纏めている。
なお、今回の取材内容はすべて録音し、事前に原稿チェックを堀江氏本人に行っていただき、その許諾を得た上で掲載しています。その際にも話し言葉をわかりやすくする以外に大幅な改変などはなく、都合の良いところだけ抜き出すといった編集などもしていません。改めて考える際の材料になれば幸いです。
週刊誌や新聞、テレビなどにて報じられているのは本人が語った言葉を最初から最後まで流していない限り、そのほとんどは大幅な編集が入っており、都合の良いところだけを抜き出した「ねつ造」と言われても仕方のない内容がほとんどです。
堀江氏自身も自分のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」にてそのことを指摘しており、そういったねつ造を防ぐためにブログは大きな役割を果たしています。が、圧倒的なリーチ力を誇る一般のマスメディアに対して、本当の意味でのカウンターアタックにネットはまだなりきれていません。
今後の時代の流れとして、新聞に書いてあることを鵜呑みにしたり、テレビで垂れ流される情報をそのまま信じ込んでしまうような「情報弱者」が減少し、自分自身の頭でちゃんと考えることができる人々が増加すると予想されます。
『そのとき、最後に残るのは一体何なのかを今一度、考えてみるべき時ではないでしょうか。』
時間がある方は、是非ご一読を。