★ 二輪の世界に色濃く関わってきた私だが、
『JNCC』という言葉に初めて出会った。
先日、全英オープンで優勝した渋野日向子さんのことを書いて、ツイッターにも投信したら、GP spectater さんから、こんなメッセージを頂いたのである。
『父親の悟さんはJNCCにも出ているライダーだそうです。」
その JNCC が解らなかったので、Googleで検索したら、
こんなホームページが現われたのである。
その中にある JNCCの解説文の抜粋である。
JNCCとは Japan National Cross-Country の略で、モーターサイクルを用いたアマチュアライダーによる全日本MCクロスカントリー選手権です。 ・・・・
・・・・JNCCが開催する XC はクローズドされた丘陵地や森、そして時には岩地や湿地帯等 自然のフィールドをバイクで駆け抜けるという、多くのストレスを抱えた現代人に「明日の活力を与える」と言っても過言でない、ワクワクドキドキの冒険がちりばめられた、心躍る魅力に溢れた競技なのです。
・・・・XCは自然との共存と調和を常に念頭に置いています。
使用する競技車両は厳しい排気ガス規制をクリアしているのでその排気は非常にクリーンであり、ありのままの自然の中を走るため競技開催の為に木々を伐採し消失させる事もありません。
そして毎年確実に厳しくなっていく騒音規制にも厳格に対応し成長するこのXCは、正に社会との調和に配慮したモータースポーツと言えるでしょう。
★そんな競技に渋野日向子さんのお父さんは出ている二輪ライダーでもあるらしい。
渋野さんは一躍スターダムにのし上がって毎日のテレビにも出てくるし、
お母さんのニュースもいろいろあるのだが、
お父さんのお名前は、渋野悟さん。
年齢は51歳、岡山市の水道局員ですが、実は若い頃は砲丸投げと円盤投げの国体選手でした。
アスリートの血は父親から受け継いだのですね。
そんなお父さんの出身大学は、スポーツの名門・筑波大学。
お母さんとの馴れ初めも、大学の陸上競技部の先輩・後輩の間柄だったそうです。
とあった。
★ただ、今回は渋野一家の話ではなくて、
お父さんもやっておられるという JNCCの話 なのである。
JNCCのホームページに載っていた写真の数々である。
こんな写真を見て、
私は1960年代のMCFAJの富士山麓、朝霧高原や伊豆丸の山高原での全日本モトクロスを想いだした。
当時は常設コースではなくて、大自然の中でのモトクロスだった。
今も未だこんなに各地で開催されているようである。
日本には未だこんな美しい自然がいっぱいだし、
そんな中を『二輪を愛する』若者たちが、それもアマチュアの人たちが走るというコンセプトが素晴らしい。
『情報は発信するところに集まる』という。
この『JNCC』という私にとっての新しい情報は、
「二輪のレースが好き、ただただ好き、それだけです」と言われる
GP spectater さんから頂いたものである。
GP spectaterさん、ホントにありがとうございました。