★ 昨日はこんな『大阪都構想問題』が大きくニュースで取り上げられていた。
都構想を実施すると『1兆円が削減される』と言うのである。
これに対して、反対する自民党が大阪府へ移管する金額が入っていないと言って、文句をつけているらしい。
私自身が、そんな計算の中身に詳しいわけでもないし、そんな細部のことは解ってはいないのだが、
こんな話は、計算の中身の議論をするよりはもっと根本的な基本コンセプトで判断するほうが正しいはずである。
大体『行政』など細分化すればするほど『費用がかさむ』というのは当然の話で、府と市と二つが一つになるはずだから、少なくとも『費用』の面では削減されるというほうが常識的な話だろうと思う。
世界の中で、日本ほど細分化された行政は、珍しいのではと思う。
アメリカと比較するのも、おかしいかも知れぬが、カリフォルニア州と同じぐらいの面積の日本が、40以上の行政機関に分かれてしまっていて、これは江戸時代のお殿様の領地区分が、今のコンピューター時代に、同じように展開されているのだから、普通に考えて『細分化』され過ぎているのである。
その分末端の市民に対して、細やかなサービスが行き届いているのか? というと、そうかも知れないが、『そうでもない』ような気もするのである。
★私自身は、大阪都構想には賛成だし、さらに近畿2府4県を一つの行政で纏めるような方向への足掛かりにすればいいと思っている。
兎に角、議員さんが多すぎると思っている。
市会議員・県会議員・国会議員、こんなに沢山いないと国が回らないという、『基本的な仕組み』自体が間違っているような気がする。
少なくとも、『大阪都構想の方向は正しい』ことは素人考えだが間違っていないと思っている。
こんなのは細部の議論など無駄で、もっと素直に考えたらいい話だと思うのだが・・・・・