★ 70%の人たちが星稜の優勝を予想したのだが、
結果は『履正社の優勝』となったのである。
101回目となった令和最初の夏の甲子園は、履正社が星稜を5対3で下して初優勝を飾った。
昨年の大阪桐蔭に続いて2年連続制覇で、大阪として夏は通算14回目の優勝となり、春の11回の優勝と合わせると25回の全国制覇を果たしたのでる。
大阪勢は、戦前から1950年代頃までの浪華商時代から始まって、
大阪勢は、戦前から1950年代頃までの浪華商時代から始まって、
70年代から80年代にはPL学園時代などを経て、
2000年代からは春夏合わせて8度の勝利している大阪桐蔭、
そして、履正社は春2度の準優勝を経験して、3度目の決勝進出で、ついに全国制覇を果たしたのである。
そして、履正社は春2度の準優勝を経験して、3度目の決勝進出で、ついに全国制覇を果たしたのである。
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★ なぜ大阪はこんなにも強いのだろうか?
昨今の野球の強豪校は、まさに『野球学校』のような実態になっていて、
本来地域代表の大会であるはずの甲子園が、
プロを目指す野球学校の大会になってしまっているのは、問題だと思っている。
元々甲子園の全国大会は、『地域代表』であったはずだが、確かに学校自体はその地域を代表してはいるのだが、肝心の選手は他県からの優秀選手を集めている学校が、甲子園の常連になってしまっているのは問題だなと思っている。
野球が教育の一環だと言っている高野連は、明石商業の監督のガッツポーズに文句をつけるよりも、越境入学を許さない『野球選手の学区制』でも敷けばいいのにと思うのである。
高野連がやろうと思えばすぐに出来るし、日本の優秀な野球選手を育てるシステムは、それに見合った『新しいシステム』を創ればいいと思っている。
★今回優勝した履正社の選手の出身地は、ベンチに入った選手の中で『大阪出身の選手は8人』だけで、兵庫県出身の選手が大阪より多い10人もいるのである。
さらに強豪と言われている大阪桐蔭に至っては、大阪出身の選手は7名だけで、兵庫県の4名を中心に、まさに全国区の野球学校だと言っていい。
ネットの中にこんなサイトがあって『高校名』インプットすると、そのチームの出身校の名前が現われるので、全国の野球学校をいろいろ検索してみたのである。
意外に思ったのは、強豪作新学院が全て県内の選手たちばかりなのである。
★私が『明石だということで』 応援していた明石商業もその殆どが、兵庫県出身選手なのである。
」
ホントに、高校野球の甲子園は『地域代表』で、地域の人たちが応援をするという「本来の形」に戻さない限り、幾ら口先で綺麗なことを言ってみても、商業主義に裏打ちされた、『プロ選手の養成手段』になってしまっている。
『野球の優秀選手』を育てるのが目的なら、そのような新しい仕組みの上に、別に学校の野球ではなくて、小学生などが所属しているような『優秀な選手が集まるクラブ組織』のほうが納得できるのである。
現に中学時代にこれらの選手が所属していたのは、中学校の野球部ではなくて、優秀な選手だけが集まる『クラブチーム』なのである。
今の甲子園は、かっての高校野球の崇高な精神は『口ばかり』で、
現実は『野球学校の大会』になってしまっている。
それを『口先では』いいことばかりを言う朝日新聞や毎日新聞が主催しているのでは、『商業主義の金もうけの大会』に高校球児が利用されてしまっていると言っていい。
地方大会に参加する90%の地域の野球部の選手たちは、昔の純粋な球児たちと一緒だと思っているのだが・・・・・
かって70年も前に、純心な高校球児であった『私の意見と想い』なのである。