★昨日の日曜日は明石高校創立100周年記念行事の一環として
甲子園での中京ー明石の延長25回戦を記念して
明石球場で中京―明石の現役諸君の親善試合があったのだが、
生憎の雨で中止となり、
明石高校の講堂に舞台を移して記念行事が行われたのでそれに参加してきた。
明石球場は明石公園の中にあり、われわれ現役時代は殆どの練習を、
校庭ではなくこの球場で行っていたので、
私にとっても懐かしい球場なのである。
現在は「明石トーカロ球場」と名付けられているが、
1932年の開場以来、読売ジャイアンツが戦前の1940年から3回、
戦後は1949年から1959年の間の9回春季キャンプを行っており、
長嶋・王が巨人に入団した当時の球場なのである。
そんな球場入り口で明石高校OBの竹内さんとスナップを写してきた。
私より10年お若いのだが、同窓会の「前会長」でもあり、
明石にお住まいなので私の同期のメンバーとも
親交がおありであったようで、いろんな話で楽しめたのである。
★野球試合が中止になったが、
久しぶりに校庭の懐かしい球場も観てきたし、
記念行事にも参加してきたのである。
現役の野球部員もユニフォーム姿でいたので、
記念写真を撮ってもらってきた。
記念行事には明石の現役も
中京の選手も参加されて、
中京商業がお持ちの当時の記録映像なども流されたのである。
当時の25回戦を戦ったメンバーと
選手たちの成績だが、試合の結果は1-0で中京だが、
この大会でも中京商業が平安を破って優勝しているのである。
私もこんな詳しい資料を見るのは初めてことだが、
このデーターを見ても圧倒的に中京商業が強かったのが解るし、
まさに名門であることは間違いない。
ヒットの数などさることながら、
25回も戦って、明石失策7に対して中京0はびっくりなのである。
いろんな行事が行われたが、
最後は両校の関係者と選手たちの記念撮影で終わったのである。
会場ではこんな「25回戦」に関するチラシも配られて、
右の当時のメンバーの方には
私の現役時代お世話になった方が5人もおられて、当時を懐かしく思い出されたのである。
中京商業はまさに文字通りの名門だが、
「名門明石」ともいわれたのは、この「25回戦」があったからだと思っている。
★ 明石高校野球部のOBたちも参加されていて、
多分、私などが一番先輩だと思っていたのだが、
私よりも5期上の安藤さんも来られていて、
95歳だから会場で元気に旧制明石中学校校歌を披露されていた。
所謂「戦前派」なのだが、やはり違うなと思ったのが実感である。
野球試合がなかったのは残念だったが、
なかなかいい半日だったのである。