★ 協同学苑の散歩道に竹林がある。
今までずっとその横を通っていたのだが、
「たけのこの季節」に「たけのこ」を意識して、
写真など撮ったのは今年が初めてのことである。
竹林と言っても一つは「孟宗竹」だから、アタマを出す「たけのこ」は、
食用にもなる太いたけのこである。
こんな風に頭をあちこちに出しているので、
これが確か最初の写真だと思う。
今は今年の竹が10本以上新しく生えている。
伸びると直ぐ太くなって、立派になるので竹林全体が立派になった感じである。
★最近はホンとに人と話をする時間が極端に減ってしまったので、
「自然」をよく見るようになったからか、
昨日は「柿の花」のことに触れたが、今日は「たけのこ」である。
「たけのこ」を表す漢字にはこの2つあって、
土に埋まっている収穫前の状態を「竹の子」、
収穫し食用になったものを「筍」と表すとか。
さらに言うと
「筍(たけのこ)」という漢字は、“竹かんむり”と“旬”で、
「一旬」という言葉には「10日間」という意味があって、
「一旬で竹になる」という言葉が由来とされているそうである。
そんなにちゃんと見た訳ではないが、
「10日間」もすれば、ホントに立派な竹に成長しているようにも思えた。
いろんな植物があるが、
竹ほど早く成長するものは少ないのではないだろうか?
そんなことを想いながら、竹林の横を通っている。