★朝歩くことの多い協同学苑には果樹の林があって、
そこには柿の木がいっぱい植えられている。
秋にはいっぱいの柿の実がなるのだが、
こんな光景は今までも何度も見ているのだが、
一体柿の花はどんな花が咲くのか?
まだ「柿の花」なるものを見たことがないので、
今年は何とかそれを確かめようと思っていた。
★ 春になって新芽が出ていつ花が咲くのかと思っていたら、
4月になって「花らしい」のが現れたのである。
そして幾らか変化して、
今朝5月14日、雨上がりの朝だが、
こんな小さな花になった。
こんな小さな花だから
このように幾つも咲くのだが、
注意してみないと、花など解らないのある。
今まで「柿の花」に気づかなかったのも、仕方がないのかも知れない。
「柿の実」はあんなに目立つのに「柿の花」は葉の陰に隠れてしまって、
今回は4月から注意して追っかけてたから解ったのだが、
普通に横を取っても全く気づかなかっただろうと思う。
★ 皆さんはご存じなのだろうか?と
「柿の花見たことある?」と検索してみたら
こんな文章が現れました。
秋に橙色に色づいた柿の実を見かけますが、その実ができるには、花が咲いて雄しべと雌しべが受粉しているはずです。
私は単純に、柿の花の記憶が全くないのです。
柿が花を咲かせるそのものを考えたことがありませんでした。
柿の花とはどんなものか、だんだん気になり出していました。
天童の山元沼入り口に柿の木があって、5月の末にそこを通りかかると、葉っぱの中に薄い黄色い厚いツボミと花がありました。
葉と同じような感じなので、見ようとしないと気がつきません。
柿の緑のへたの上に薄い黄色い花がついています。近くで見てみると、開いている花にはアリがいて花の中に入り込んでいました。
遠くからだとツボミと花が咲いているのは分かりませんでした。
私たちが思い描く花のイメージと随分とかけ離れているのです。
やはり「柿の花」を知らなかったのは私だけではなかったようで、
本件、一安心したのである。