★私の子供の頃は戦時中だった。
世の中「産めよ増やせよ」という時代で、
私自身も5人兄妹だったが、そんなに珍しくはなかったし、
トモダチたちもみんな兄弟は多かったように思う。
父は明治32年の生まれだったが、
子供の頃に流行った唄だと言って
「日出ずる国と昔より、世に名も高き我が国は、
四面を海に囲まれて人口わずか5000万」
という歌をよく口ずさんでいた。
明治30年代がちょうど人口5000万ぐらいだったのだと思う。
★ところで、「人口問題」が需要な課題だと言われて久しいが、
このまま推移するとこんなことになるらしい。
それにしても江戸時代までは日本の人口は1000万人ぐらいだったとは知らなかった。
明治30年代が人口5000万人になったころのようだが、
1億2000万人にもなった人口が2100年には5000万人に戻ってしまうというのである。
今は高齢者社会だから、そんな高齢者たちはみんな亡くなってしまうから、
若い人たちが「こどもを産まない」と人口は急激に減少するのは当然である。
昨今の若い人たちは「なぜ結婚しない」のだろう?
私にも男ばかりだが4人の孫がいるのだが、
すでにみんな20歳代なのだが、結婚しそうにない。
ちょっと不思議である。
★ そんな現代だが、岸田総理がこのように言っている。
「人口減を止めるのは今しかない」そうである。
具体的にどのような手を打って、
若い人たちがどのように反応するのだろうか?
そんな傾向だけでも、見てみたいと思っている昨今である。
私は「曾孫が見れる」のだろうか?