★ 庭に苔を植えるようになってから、
殆ど毎日「打ち水」をするようになった。
一昔前の日本においては打水は大事な礼節作法で、大事なお客が訪ねてくる時には、打水をするのが一般的で「もてなしの心」を意味する習慣でもあったようだが、
薔薇も水を好むし、苔も水をやると生き生きするので水を撒いている。
「打ち水」をすると石が目立って、
同じ庭なのに綺麗に見えるので、
私の場合は来客などには関係なく習慣的にやっている。
★「打ち水」を毎日のようにやりだした直接のきっかけは苔なのだが、
苔を植えてからのことだが、
毎日遊びに来る「隣の猫」が何故か苔の生えているところの土を掘り返すのである。
なぜなのかよく解らないが
こんな表と言うか広いところは何もしないのに、
奥まったところの土を掘り返すので、
それをこのように修正するのが日課のようになっている。
掘り返すだけで、別に苔を食ったりはしないから、
もう一度植えなおして水をやれば元通りになる。
苔は強くて枯れたりはしないのである。
そんなことが日課になっている毎日だが、
ちょうどゴミも拾えるし草なども抜けるので、
別に腹も立てずにやっている。
★ 毎日、庭仕事をやってるが、
その中身はと言うと「剪定」と「打ち水」と「草抜き」だと言っていい。
特に目の届きにくい裏手の辺りの土を猫が掘り返してくれるので、
それをもとに戻す時に裏手の草抜きなどもできるので、
猫にも腹を立てないことにしているのである。