ようやく日が出てきたら猛烈な北風である。
まともな人間なら家に閉じこもっているのだろうが、昨日の雪は周囲の山岳地帯にどういう風景をもたらしたのか、を報告する義務がある、と勝手に自分を鼓舞し、長靴で多峰主山に登った。
雪は日陰に残ってはいるが、殆ど融けてしまった。
日和田山をはじめ近くの山々には雪の痕跡は無い。
だが、秩父や奥多摩方面の山岳地帯は、大袈裟に言えば「白ガイガイ(皚皚)」である。
多峰主山の頂上は吹き飛ばされそうな烈風が吹きまくり、同じくまともでないおっさんがコンクリベンチの上で寒さ凌ぎの腕立て伏せをしていた。
今日は「ガイガイ」を覚えました。
こんばんわ。早朝から所用のため遠方に出かけており、返事が遅れて失礼致しました。
「ガイガイ」とはシャープ電子辞書に拠ると、
霜・雪などの一面に白く見えるさま。
「ガイガイたるたる雪原」「白(はく)ガイガイ」
という使い方をするようです。
昔、中国のエライ人が詩か何かに「漂積雪之ガイガイ」と言ったか、書いたかしたらしいのですが、その先と、その他は知りません。
大昔、聞いたことを、ふと思い出しただけです。
一人納得して覚えたわけではありませんが、つい、削除し忘れた1行で、どうぞ、お捨て置き下さい。
今から削除するのも拙いので、そのままにしておきます。