朝日新聞に連載中の漱石の「門」は、うじうじもたもたとして話がなかなか進まずじれったい。
この程度の、しかも終わった三角関係をああでもないこうでもない、学校も親兄弟も将来も捨てた、だなんてインテリの悪い癖だよ。
但し、この連載小説のいいところは、頁を埋めるために時々載せる解説が面白いことですね。例えばこれです▼
ね、痛快でしょ? 百田尚樹先生なら裸足で駆け付けるでしょうけどね。そして、
時鳥 厠半ばに 出かねたり
という俳句も笑えます。
だが暇じぃは笑って見過ごすわけにはゆかない。何故、時鳥(ほととぎす)なのかを問題にしたい。
そして結局、勘違いだったんだけど、先ず始めに思い付いたことです。つまり........
西園寺時鳥は吾輩に対して「チョット来イ」と言うけれど、吾輩は厠で虞美人草を長考中だから行けないよ。
という意味。
だけどこの考えはyoutubeに当たってみて、暇じぃの勘違いだったことが判明した。
すなわち、時鳥の鳴き声は、正しくは
テッペンカケタカ
と聞きなし、チョットコイは小綬鶏(こじゅけい)なのでした。
そこで次に考えたことです。
つまり今度は漱石は自分を時鳥に見立てて、
吾輩が西園寺公の招待を断ったら、西園寺は信長・秀吉・家康のうちの、誰のように吾輩に対応するのか、試してみたい。
という欲求があったのではないだろうか。
いや、そんなにややこしいことではなく、たまたま近所に飛来した時鳥がテッペンカケタカと鳴いていただけかもしれないけどね。
さて、森じぃ同様にお暇なご同輩。
頓智でも何でも構いませんので、何故時鳥だったのか、おコメントをお寄せ下さいね。
時鳥と小綬鶏の取り違いを気付かせてくれたyoutubeは 探偵!ナイトスクープ「コジュケイとホトトギスはなんと鳴く?」です。
愉快な動画ですから、お暇ならポチット押して見てみて下さい。
挿絵はウィリアムス・モリスの壁紙作品です。
160125
ほんとうに面白いですね~~
それ以上に文豪…森生さんの文章に引き込まれて
何度も笑ってしまいました~
愉快な動画もよかったです\(^o^)/
聞いたことあるような…ないような…鳥の鳴き声は
意識しないと聞こえないものですネ。。
寒さが吹っ飛ぶ楽しいひと時をありがとうございます~
「・」が2個 多いのではないでしょうか
文士→文豪となり 文六が 上がりだそうです
で 獅子文六が目標ですが.........
先が続きません ふぅ