素晴らしい。流石、大手住宅メーカーが勧める住宅の一部分である▲
写真の脇にある宣伝文句は現代詩のように洒落ている▼(諸般の事情により、隙間は詰めました)
光も、陰も。
風のかたちも。
時間の色も。
ものたちの位置も。
その家は
まぎれもなく
そのひとでした。
私という家。 SH△W〇〇D
家に帰れば、〇〇ハウス。
でもなぁ......。この新聞広告を見て、こんな立派な家を買える読者が何人いるんだろうか。
家は高額な売物だから、買う人が少なくても費用対効果はあるのかもしれない。
広告費を増やし会社の儲けを小さくし、法人税を節約するためかもね。
まぁ、いずれにしても森生は買わない。(正確には買えない)
天井が高く開口部が広いので、光熱費が恐ろしく、地震は大丈夫か。それに広くて掃除が大変だ。
固定資産税も高くなると思う。
高校生時代に、兼好法師の教えを学んだ。
いくつかあったと思うが「家は夏向きに建てるべし」だけを記憶している。
つまり、開口部を広くし、風を入れ涼しく過ごし、冬の寒さは厚着でやり過ごそう、という教えだ。
ただそれは兼好法師が生きていた頃の話で、いまは違う。
なにしろ夏の外気の猛烈な熱さと来たら堪らない。外気は遮断しなければならなくなった。
冷房を効かすには、開口部を小さくし、天上を低くしたい。冬だって同じだ。
また、建坪は小さくしておけば無駄な買物をせず、終活に都合がいい。
これから家を、と考えている現役世代の人々に。
家は、老後を想定して建てるべし。
森生はもぅダメだけどね。
硯はメルカリさまから拝借。お求めはこちらからどうぞ。
181109
まさにその通りだと思います。
ここ数年、知人達から「家をもっと小さくしておけばよかった」という声をよく聞きます。
手前味噌ながら、昨年、私は老朽化した家を老後のための小さくて暖かい家に建て替えました。
ご改築!? それはそれはお羨ましい
じじぃは 猫額亭と共に 朽ち果てる覚悟です
それでも 時々 覗きに来てくださいませ