桜の開花直前に咲く辛夷が好きだ。
青空の下の純白もいいが、早暁の薄暗がりに白く咲く辛夷は艶かしい。
自慢の辛夷が満開だ。.....と言っても、わが猫額亭のではなく、地元の人の広い屋敷に続く畑の中の辛夷である。
20数年前に植えた我が家の辛夷はあっという間に屋根を超え、落葉は樋を詰らせ、根は下水管に侵入するようになった。
罰として、毎年切り詰めているうちに、高枝切りが届く低さになってしまった。
それからが辛夷の悲劇。一夏に3回も枝先を切るから、いじけて花芽が付かない。
芦ヶ久保の山奥に「県民の森」がある。
秋に行った時、森林の奥に辛夷の並木を見つけ、タネを拾ってきて苗床に蒔いた。
半分以上が発芽し、選別して残した苗は既に4年、地植えする大きさに育った。
だが、土地が無い。
とりあえず、芽が出る前に一回り大きな鉢に植え替えなければならない。
季節の移り変わりが速く、困っている。
森生さんの「卒業ソング」リンクさせてもらいました。
ほかに辛夷の5倍の椿の苗があります
ヒキノさまに差し上げようかと思っていたら 残念です
団地も新しいうちは 隣近所の方が喜んで引き取ってくれたのですが もうムリですね
皆さん なるべく身軽になろうとしています
お互いに 千の風になれそうです