CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

年末の暇つぶし、その2

2019年12月15日 | ROLLING STONES関連

1964年の5月の末日アメリカでデビュー・アルバム出てから5ヶ月足らずの10月に第二弾のアルバム、12x5がロンドン・レーベルから発売。

 

鉄は熱いうちに打てとは言うが、そのデビュー・アルバムの熱気がまだ全米に完全に行き渡っていない 時点での素早い第二弾の投下。 

すなわちビートルズのアメリカ編集盤と同様に、英盤のアルバム2枚とアルバム未収録シングルからアメリカでは3枚のアルバムが制作出来た。 

これはアメリカのレコード産業界の当時の規制によるもので、一枚のアルバムに最大12曲までしか収録が認められなかった。その規制に掛けたのかどうかはわからないが、タイトルの12x5は5人のメンバーが12曲演奏すると言う事らしい。 

オープニングはチャック・ベリーのAround And Aroundで、一作目と同じ収録されたほとんどの楽曲がアメリカのR&Bのカバーだった。

 

(タイトルは単にTHE ROLLING STONES Vol.2で帯には大躍進ローリングストーンズの最新盤!!と記載され翌年の1965年に発売)

 

(フリップ・パックのジャケをミニチュア・サイズで再現。ただし糊代は粘着性を保つためレコードのジャケより幅が広くなっている。今回の収録曲と曲順はアメリカ盤と同じ、言い換えれば日本人向けに一発でアピール出来るメロディアスな曲がなかったからなのか?)

やっぱり一番の肝は、ジャケ裏の当時の解説書。

そこにはお楽しみの各メンバーのスペックが記載されたツッコミどころ満載のリストが....

(全員体重は70キロ以下、身長も180cm以下と以外にもドデカサイズのメンバーはいない。子供の頃白人のイメージとしたらせが非常に高いってイメージあったんだけどね。ところでケイス・リチャードって誰やねん!)


年末の暇つぶし、その1

2019年12月15日 | ROLLING STONES関連

今日は12月15日。 

あっと言う間に月の半分が消化され年末に突入することになる。

今年一年何かやり遂げたことはあるのかと問われると返答に困る。 仕方がないと言えばそうなのだが、いつもの様に流されるまま何となく暮らして来たからね〜 

そんな中、暇つぶしで始めたこのブログが長続きしているのを手前味噌ながら褒めてあげたい。

50年ほど前から惰性で集め始めた音楽メディアも溜まりに溜まって再び手に取る事もなく長い間収納棚の隅でくすぶっていたところに、ブログで再び陽の光を当てるのだからあたかも人格が生じたかの如くさぞかし彼らも喜んでいるのではないかと思うのだが…. 

本日は何人かの諭吉さんの出動をお願いして無理やら手に入れたストーンズの開かずのボックス・セットでも。  

ストーンズ関連は、レコードも幾らかはあるがABKCO時代のものは、2002年リマスターされSACD化された時一通り買い揃えた。しかし、2008年にアメリカ編集のアルバムの紙ジャケCDプラス日本盤のデフ・ジャケがおまけで付いてくるボックス・セットが発売され、このデフジャケ目当ての購入衝動が抑えられなくなり無理して買ってしまった。

 

しかしボックス・セットなんていちいち取り出してプレーヤーで再生するのは面倒で箱は開けたもののそれぞれのCDはシュリンクが付いたままで収納棚で永き眠りにつくことに。 

今回これではいかんと思い立ちCDの方は同じ音源が既にSACDで存在するので割愛し、デフ・ジャケだけでも改めて鑑賞しようではないかと…. 

このデフジャケ思いのほかオリジナルに準拠して作られていて、程度の良い帯付きオリジナルの日本盤を集めるとなると結構な数の諭吉さん出動となるので、これはこれで資料的に結構存在価値はあるのではないかと個人的に思う。 

まあ、ガチなストーンズ・マニア友の会の方々からすればくだらん!と一笑されるかもしれないが、まあ当方の暇つぶしとして当ブログにアップすることに。 

本日は第一弾として、1964年のデビュー・アルバムから

(アメリカ編集盤は1964年5月、ロンドン・レーベルからEngland's Newest Hit Makersのタイトルで発売。シュリンク剥がしていないので画像が鮮明でない。汗)

(オープニングはバディー・ホリーのNot Fade Away)

(日本での発売は英デッカではなく、アメリカ盤と同じロンドンレーベルでキングレコードが販売を担当、タイトルは単にTHE ROLLING STONESで帯にはこれがリバプールサウンドの決定盤!!と記載)

(フリップ・パックのジャケをミニチュア・サイズで再現。ただし糊代は粘着性を保つためレコードのジャケより幅が広くなっている)

(歌詞カードも再現されている。収録曲はアメリカ盤と同じも、曲順が異なり比較的日本のリスナーには受け入れ易いオリジナルのTell Meがオープニングを担当)

(やっぱり一番の肝は、ジャケ裏の当時の解説書。ミックにはロンドンでチョクチョクデートする人がいるとか、ビル・ワイマンの数学が得意だった事からお金の数えるのに役立っているなど、更にはケイス・リチャードって誰やねん!とツッコミどころ満載)