1964年の5月の末日アメリカでデビュー・アルバム出てから5ヶ月足らずの10月に第二弾のアルバム、12x5がロンドン・レーベルから発売。
鉄は熱いうちに打てとは言うが、そのデビュー・アルバムの熱気がまだ全米に完全に行き渡っていない 時点での素早い第二弾の投下。
すなわちビートルズのアメリカ編集盤と同様に、英盤のアルバム2枚とアルバム未収録シングルからアメリカでは3枚のアルバムが制作出来た。
これはアメリカのレコード産業界の当時の規制によるもので、一枚のアルバムに最大12曲までしか収録が認められなかった。その規制に掛けたのかどうかはわからないが、タイトルの12x5は5人のメンバーが12曲演奏すると言う事らしい。
オープニングはチャック・ベリーのAround And Aroundで、一作目と同じ収録されたほとんどの楽曲がアメリカのR&Bのカバーだった。
(タイトルは単にTHE ROLLING STONES Vol.2で帯には大躍進ローリングストーンズの最新盤!!と記載され翌年の1965年に発売)
(フリップ・パックのジャケをミニチュア・サイズで再現。ただし糊代は粘着性を保つためレコードのジャケより幅が広くなっている。今回の収録曲と曲順はアメリカ盤と同じ、言い換えれば日本人向けに一発でアピール出来るメロディアスな曲がなかったからなのか?)
やっぱり一番の肝は、ジャケ裏の当時の解説書。
そこにはお楽しみの各メンバーのスペックが記載されたツッコミどころ満載のリストが....
(全員体重は70キロ以下、身長も180cm以下と以外にもドデカサイズのメンバーはいない。子供の頃白人のイメージとしたらせが非常に高いってイメージあったんだけどね。ところでケイス・リチャードって誰やねん!)