年末シリーズ最終日はコレだ〜 と取り出したのがオールマン・ブラザース・バンドの1969年のファースト・アルバム。
1979年のキャプリコーン・レーベルからの再発日本盤です。
デビューといっても各メンバー既に別バンドにてプロ活動していたので、最初からエンジン全開の迫力ある演奏がわずか2週間で録音された。
デュアン・オールマンはナッシュビルで5年間の契約でスタジオ・アーティストとしていろいろなアーティストのレコード収録に参加し、当然プロデューサーの指示によりコマーシャルな演奏を続けてきたことによるフラストレーションがたまり、その反動としてこのアルバムでは彼のギターが炸裂することになる。
いい湯だな〜♪ と日本ではなるのだが、アメリカではどうかな?
残念ながら元々芸風がラジオ・フレンドリーとはいかずアルバムは商業的な成功は収めることは出来なかったが、この手のロックが好きな人々には大きなインパクトを残した。
そう、サザーン・ロック・ファンならこれを聴かずして年を越せるか〜!
聴かざる者は鞭打ちの刑じゃ〜!
Tried to the whippin' post
Good Lord! I feel like I'm dyin'
と声を大にするほど大げさなものでも無いのですが… おヒマなら是非ご一聴を。
それでは皆様良いお年を。