CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ジョンの魂

2019年12月11日 | BEATLES-BADFINGER関連

今から39年前の1980年12月8日、ジョン・レノン(当時40歳)が不慮の死を遂げた。 

ジョン・レノンの単なるファンであって直接縁もゆかりもない私ではあるが、三日遅れの便りをのせて〜♪♪ではないが三日遅れの追悼演奏会でもと取り出したるは1970年のアルバム、John Lenon/Plastic One Bandでも。

(フォーエバー帯が懐かしい)

(オレンジのレコード・スリーブ付き) 

(黒に白ヌキアップルのレーベル)

ジョンにリンゴとクラウス・ヴーアマンの3人編成によるシンプルなアレンジではあるが、それがかえって印象に残る。 

当時は20代始めの頃の働き始めたばかりの平のサラリーマンだった。 

本当に時の流れるのは早いと感じ俺も年をとったな〜と改めて実感する。 

しかし、レコードから聞こえくるサウンドは今も瑞々しく色褪せない。 

ジョンの魂はさらなる未来へと受け継がれていく。



ヘビー級プログレ大好きな人が好むアルバム

2019年12月11日 | PROG ROCK

これがバッド・カンパニーでベースを弾いていた、どちらかといえば控え目なあのお方と同一人物だったとは! 

ボズ・バレルが破壊力満点のワイルドなボイスで歌う21st Century Schizoid Manには度肝を抜かれた。 

1972年の北米ツアーの後解散したKing Crimsonだったが、レコード会社としてはまだクリムゾンとの契約も残っているし、そう簡単に解散を宣言されても困るってことだったのか、北米ツアーのライブ盤を出すことに。 

カセット・テープでの録音だったので確かに音質は悪いが、そんな状況だったのでロバート・フィリップも仕方なしにプロデュースを引き受け、クリムゾンの5枚目の正式なアルバムとして世に出たのが1972年のEarthbound。

 

発売されたのはイギリスを中心としたヨーロッパのみの発売で、北米や日本では当時発売されず当時のガチのクリムゾン・ファンは輸入盤屋さんへ走ったらしい。 

日本でこのLPが日の目を見るのは1983年で、丁度日本での発売元がアメリカ経由のアトランティック・レーベルからポリドールに変わったことで、既出アルバムの再発と共についに日本で発売。

 

全体的にはロックのリズム隊にジャズ/プログレ・フレーバーのフィリップのギターとメル・コリンズのサックスが絡むって感じで、この手の長いインプロビゼーションを楽しめるか、はたまた退屈してしまうかでこのアルバムの評価は別れるのでは…. 

私的には苦痛を受ける様な音質の悪さは感じられないし、あったとしてもそれを凌駕する彼らの暴れる演奏に惹かれるのである。 

だけどヘッド・フォンで聴くのはちょっと疲れるからね〜 

スピーカーを通してバック・グラウンド的に流し時折思い出した様に時折耳を傾けるのがオススメって言えば、熱狂的なクリムゾン友の会のお歴々に蛇蝎視されるかな?