CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

彼らのネクストはコレだった

2022年04月17日 | BRITISH ROCK

1971年、2年ぶりにザ・フーの5枚目のオリジナル・アルバムが出た。

トミーの成功により第二弾のロック・オペラ、Life Houseがピートによって計画されレコーディングがスタートされたものの、構想が複雑かつ難解になり過ぎたのか、計画は頓挫。そのLife Houseの残骸を寄せ集めコンセプトなしのアルバムに再編集し完成したのがWho’s Next。

いつものハード・ロックの芸風は堅持しつつ、当時流行りのシンセや自動演奏などを取り入れそれまでと一味違った味付けとなった。このアルバムと次の四重人格あたりがザ・フーの創作活動のピークだったと思う。

残念ながらザ・フーの人気はキンクスと同様に何故か日本ではイマイチだった。オリジナル・メンバーの4人でこの頃に来日公演行っていれば違ったかも知れないね。

 


タバコじゃない方

2022年04月17日 | PROG ROCK

英プログレ・バンド、キャメルの1974年の2枚目のアルバム、Mirage。

蜃気楼によってラクダとバックの景色が揺らいでいるが、タバコのキャメルのデザインをパロったもの。これって著作権に触れなかったのかな? 

昔は今みたいにあまり著作権うるさくなかったのかもね。

歌物も演るけどどちらかと言うとボーカルが主ではなく演奏に溶け込んでいるような感じで、基本的にはインスト系プログレ・バンドといえる。

高い演奏技術によって繰り出された叙情系のメロディアスなサウンドはわかり易く当時日本でも結構ウケたような記憶が…

昔はよくタバコ吸っていたけど、キャメルのような洋モクは香りが強すぎてもっぱらセブン系でした。