CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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彼の最後っ屁はコレだった? その2

2022年04月19日 | AMERICAN ROCK/POPS

1975年イーグルスのサウンドの更なるヘビー化を図るため、新たに加入したしたのがギタリストのジョー・ウォルシュ。その彼がそれまで所属していたABCレーベルへの置き土産って感じで翌年に急遽でできたのがこのライブ・アルバム、You Can’t Argue with A Sick Mind。中々イケてます。

イカれてたら話になんねぇ~てなちょっと意味不明なアルバム・タイトルだが、内容はジェームス・ギャングやソロ時代の選りすぐりのオリジナル曲をツイン・リードにダブル・ドラムスの編成でそのイカれた頭もぶっ飛んでしまう迫力満点の演奏です。

(イーグルスのドン・フェルダーもギターで参加、ドラムスのジョー・バイタルとアンディー・ニューマークにベースのウィリー・ウィークスらによる鉄壁のリズム・セクション。更にコーラスにはグレン・フライとドン・ヘンリーらの友情出演と豪華版)

ただ収録曲は両面合わせて6曲で、収録時間もたった35分と少々物足りないのが難点。

ABCレーベルへの置き土産って言うよりは、イーグルス人気にあやかってABCが無理やり出したジョーの最後っ屁って感じですかね?

トーキング・モジュレーターの配管がマイク・スタンドに絡む。これでロッキー・マウンテンやるんですね。

初回盤買うと畳2/3畳ぐらいの大型ポスターがついて来た。そんなデカいやつ貼る場所無かったね。