でかいアメ車に乗って当てもなく街に出てみよう~!てな感じのジョン・ボン・ジョビが1997年に出した2枚目のソロ・アルバム、Destination Nowhere。
よく運転中に聴いていました。
バンドのBon Joviと比べると全体的に少々暗い印象だけど、出だしのQueen Of New OrleansからJanie, Don’t Take Your Love To Town、そしてMidnight In Chelseaと繋がっていく感じがなかなか心地よい。
ただ、CD一枚にびっしり60分以上の曲が詰め込まれていて、後半に行くに従って少々ダレ気味になってくる。
その昔70年代のでかいアメ車何度か運転したことがあるけど、路面からの衝撃を吸収するためか日本車と比べるとサスが柔らかすぎてフワフワで、当てもなく街中を長く乗り回しているとかえって疲れたような記憶が…
曲数を減らすか、それぞれの曲の冗長に感じる部分を削り取る、例えばキメのサビの部分を複数回繰り返すのだけではなく最小限に抑えもう一度聴いてみたいと感じさせるような工夫をしメリハリつければ個人的にはヘビロテ間違いなしのCDだと思うのだが….
Destination NowhereでなくDestination 近所のコンビニぐらいだったらよかったかも。(個人の感想です)