CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

彼らの最後っ屁はコレだった?

2022年04月18日 | CCR and John Fogerty

1980年代の初め頃、CCRのライブ盤が発売された。実は当時このアルバムが発売されたのかも全く知らずスルーしていた。

解散後の最後っ屁って事で1973年に出たトリオでのライブ盤、Live In Europeが個人的にイマイチの出来に感じていたので、私の中では終わった存在だった。

と思いきや80年代の中頃CDショップで新譜のThe Concertなるタイトルを発見!

(ジャーマン・プレスのCDでした。)

ちょうど1969年のWilly And The Poor Boysが出た後の1970年の四人編成の絶頂期のライブ盤じゃね~?って事で即購入に至る。

兄貴のトムのシンプルで目立たないリズム・ギターが音に厚みを加えていて、やっぱりCCRは四人じゃないと…

とは言え、当時のデジタル変換技術はまだまだ始まったばかりで少々迫力に欠ける。

悲しいサガで2009年に40周年記念として20ビット・リマスター版なるものが再発されたのを聞いてまた買っちまった!

因みに、このアルバム当時はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライブと担当者が勘違いしてRoyal Albert Hall Concertとして発売されたそうな。後に音源は1970年1月アメリカ西海岸、オークランドのコンサートだとわかり再発盤でタイトルの差し替えが行われ、The Concertとなったそうな。

(日本盤のLPもRoyal Albert Hall Concertとして発売)

ちょっと待ってください!1970年7月に出たアルバムCosmo’s Factoryに収録されたTravelin’ BandとWho’ll Stop The Rainが収録されてますけど…

心配ご無用、この2曲はCosmo’s Factoryの先行シングルとして1970年1月に出ているからこのライブでのプロモーションとして演奏したと考えればタイミングとしては間違いなし!

てな事でコレが最後っ屁と思ってたけれど、数年前にウッドストックのライブの音源が正式に出てきて、何時になったら最後?って感じですかね...