いつもの朝が訪れる。

から
始まり。
何も変わらない、何も生まれない、
いつもの冬の朝が訪れる。
三が日と違うのは暖かいことかな、それはまるで午後から天気が崩れ「雨になるよ」
そう言っているような空の表情が感じとられることかな？
ええ!　崩れるの・・・そう思ってしまうほどよく晴れている。
長く故郷を離れて住んでいると、晴れているのが当たり前、
そう思ってしまうところが怖い。

いちねん

いつもの朝
いつもの時間が今日から始まる
ただそれだけ
新しい年になって
何か変わった
何か考えた
そう言われても
何も思いつかない
これってもう人生にマンネリしたのかな
そう言われても
模範解答が浮かばない
それはひとつ区切り
足す事があっても
引くことはない
老いても
若返る事はない
それがこの一年
ならば
楽しくしないとね
生きている以上
悔いは引きずりたくない
そんないちねんで在りたい。