

日本の春を語る桜。
誰もがこの花の下に集い騒ぐ、それは椋鳥の群れかな・・・
私もそのひとりかも知れない。
私は、桜をいろんな角度で、上、下、右、左と見ながら歩いて。
いつも桜の花に話しかける、
「今日、気分いいみたいだね、指折られていない」
そう話しながら歩いて確かめる。
毎年少しずつ、温暖化で暖かいけど、冬はちゃんと眠れた・・・、いつも聞いている。
後幾日かで北への旅たちだね、風の切符買っておくから、
その時はお別れだね、寂しいけど。
(ソメイ吉野)
咲く
満開のソメイが作る
幻想の空色
花霞
染まる
淡いピンクから白い花びらに
それは命の流れ
短い命
短い出会い
終りは潮が引くように去ってしまう
吹雪
花びらが舞い
哀しい世界が作られる
再会
桜にいつまで会えるのだろう
花に出会う度
いつも脳裏を過ぎる
でも私は
生きている限り
何処にいても
桜の散り初めを見送りたい
桜が
私の生きている証だから。
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