空は雨を告げている

今日も雨の一日

雨、昨日からの雨が今日も尾を引いている。余り雨も降らないと一雨欲しいな・・・と思いながら、その雨が尾を引いて残ると「また雨かよ～」そう思ってしまう。人間なんて結局自分本位で考え...

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今日も雨の一日、
今日の雨は夕方から降ると言っている。
雨か・・・西から二つの低気圧が近づいていて、このパターンだと春なら牡丹雪となってこの地に雪を降らすが、この時期だと雨か？
暖かい空気がなだれとなって押し流すのはうれしいが、この後にはいつもの寒気が待っているかと思うと余り喜べない。

いま、朝日が窓から差し込んではいるが、空には薄く伸ばした綿雲が西から広がってきていて、この様子だと「降るな・・・」
そう思いながら朝の太陽の陽射しを浴びる。
心地よい暖かさが広がって、美味しい飲み頃となっている。
飲み頃

朝の一杯
いつもなら直ぐに冷めて
ぬるいな・・・
そう思う一杯

その冷め今日は緩く
一口・・味わいながら飲める
熱くもなく冷たくもなく
丁度いい飲み頃

幼い子供に与える時のように
ふぅー・・吹いて冷ます必要はなく
分刻みに冷めて行く
いつもの朝一杯

寒気が緩み
いい塩梅の表情が広がる。

いつも寒気が緩み空は暖かさを告げている。
この陽射し、この和み、うれしい反面、西から崩落するように崩れ始めてきている、夕方には灰色に覆われ雨となって強張った大地にわずかな怒りをぶちまけることになるが、春を呼び込むまでには至らず、春への道のりはまだ長い。