後、数枚で立夏

二日続いた初夏の陽気
今日は夜からか
喜ぶのはかな？

緑、
二日ほど続いた初夏の陽気は去り、空には灰色トーンの壁紙が隙間なく敷き詰められている今日の空、暗く、寂しい色彩を見せている。
さくらの木の葉は大きく育って空を覆い、さくらに変わり平戸ツツジの大きな花びらが鮮やかな彩を示しているけれど、なんか大雑把と言うか、さくらの様な感動を覚えないのは私だけかな・・・そう想いながら花をみる。

綺麗な花びらだけど、コンパクトに纏められ、器から毀れる花が憮然とした形に見えるのは余りにも人が手を加えているからか。
緑

後数枚で立夏
この鮮やかな彩り
旬彩

春が描く花模様からの転換
芽吹き
生長
蘇生と散りがみせるこのコラボレーション
筋書きのないドラマの展開

萌える薫る
森から溢れる爽やかな歓喜
ざわめき
ときめきの絵模様

いま酔い
季節と戯れる。