風
余波台風がかすめるように来ているそろそろ飽きて恋しいけれど一雨ならよいがは来て欲しくない余波、東の地平から押し寄せるどす黒い、人の醜さを感じさせる雲の塊、いまうねりとなって流......
風
今朝も暑さに耐えきれず表に出て熱を冷ます風を求めがその風はなく無風、汗がやんわり纏わりながら抱きしめて来る。
この暑さでも多少の風が在ればこの火照った身体を少しで和らげてくれるのに、今日のその風の存在が皆無、確かに風がなくとも生活に支障はないし困らないが、街全体が熱に包まれ籠る、この籠りを換気する風を木陰で待つが、一向に吹いて来る気配がない。
雨が止み、再び夏模様の一日が始まる。
風
四季の思惑と表情を持って
私に話しかけてくる風
時には身体をハイジャックされ
コントロールを失い
吹き荒ぶ風
でも
それ以外は優しく
それぞれの四季に合わせ
ピアノの伴奏となって話しかけてくる
心地よい風
今朝も思惑に心揺れながら
タイミングを計っている。
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