空
人から消えた青空いつから人は思いやりを失くしたのか?たしかに社会、家庭、政治のゆがみは拭えないけれど・・・そればかりではないと思う今の世私の青空、バケツ一杯の水にタップリの青絵の具...
空
目覚めた朝は薄暗くまな板をトン・・叩くような音に気づき、窓から外を見ると雨がリズミカルに屋根瓦を叩いている。
雨か・・・この哀しい空色を見る限り今日一日雨かな、そう思いながら雨音を聴きながら朝のひと時を過ごす、
明るくなるにつれて余り聞こえなかった蝉の鳴き声が激しく聞こえ始め、煤色の雲が幾重にも重なり濃淡をつけ、背面から降り注ぐ陽射しを遮っている雨の朝、空は再び梅雨時の空に戻っている。
空
雨か・・・
青空が消えているのか雨音でわかる
一日降るのかな
そう思う空は煤色
いつも空に描かれる夏模様は消え
煤暈けた空が
人の表情を消しながら広がる
時折
幻灯機が背後から光を浴びさせ
僅かに明るさが広がる
それは一時の和み。
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