雨上がりの朝の一コマ
夕方から降りだした雨が深夜には強く降ったのか今朝の樹木は美しく、全体に潤いが満たされ瑞々しい夏の顔に戻っている。樹木の夏顔がみられるのも久しぶりでこの緑にも軈て蔭りが生じ、秋色に......
暗い今日も朝から雨
今日は雨が止み雨後の涼しい朝が迎えられるかな、そう思うなかで聴く雨音がマリンバを叩くように一定のリズムを奏でている、この音色だと暫く止みそうにないかそう思いながら窓から雨空を眺める。
、濃く哀しい灰色が空全体を蔽っている、気温は上がらないけれど湿度が高く蒸し暑い、雨の奏でるリズムを聞いていると回復するのはもう少し先になりそう。
雨の朝
激しいマリンバの叩く音で目が覚め
今日も雨か・・・
白い空間のなかで呟く
眠い
褥は重く
身体の三分の二は停止し
意志が繋がらず
停滞
目覚めを躊躇う
朝に独りで聴くマリンバの単調なリズム
雨音が葬送曲に聞こえる朝。
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