冬の朝の私の部屋
夜の間に暖めた温もりが朝の冷え込みに向かって、愛し合った二人の関係が冷めていくように冷え込む冬の朝。
冷気は部屋全体に充満し私を蔽う布団を剥ぎ取り抱きしめてくる冷気に一瞬にして起こされる朝は「さむ」自然に言葉が走る。
温めた暖かさは一瞬にして消滅し身体が冷えてくる、いまは自然に目覚める状態ではなくこの冬の冷え込みで起こされる日々が暫く続く。
私の部屋
窓から射し込む陽射しはなく
自然に明るくなるのを
待つしかない私の部屋
夏は暑く冬は寒く
適温になるのは春と秋の間だけ
それ以外過ごすには難があり
春夏は限界まで耐え
退避と戻りの繰り返し
そう私の部屋は四季を感じる
自然の森に似ている。
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