空
朝、目覚めの悪い顔である。
夏が去り秋と言うのに北から南下してくる寒冷前線は時には長く居座り、停滞し、空は愚図つきなぜか冴えない、時折陽射しが雨のように降り注ぐがそれも長続きせず、阻むように雲が広がり陽射しを遮る。
一時空が暗くなって陽射しを遮り、雨が来るかなそう思って空を見上げるとその思いを打ち消すように明るくなり、何事も無かったような表情に回帰する今朝の空。
何とか今日一日は雨が降らずに行くかな、そう思いながら時折変化する空を見る。
今日の空、今日の私みたいに迷っている。
空
この空色晴れかな・・・
それも薄日が紅を差すように広がる
薄紅の空
一日晴れる
・・・
そう言って問うても話せまい
人じゃないのだから
でも
いつもこの空に左右され
振り回されるたびに溜息ついて
ああ・・・
そう言って見る空
今日はそんな迷いなさそう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます