ナツズイセン
別名裸百合、ヒガンバナ科の多年草のこの花は、ヒガンバナと花の咲き方、一葉がよく似ていて、唯違うのは花の形かな、
ナツズイセンはどちらかというと水仙に似ているが、ヒガンバナは似ていないし咲くのも1ヶ月ほどのずれが有り、ナツズイセンの花はゆりの花に近い。
また花の色も違い、咲く場所はナツズイセンが原野、山地、道端が多いのに対し、ヒガンバナは田圃の畦道が多く、毒があるという点では共通している。
「美しいものには毒が有り、私には手を出さないで」そんなところかな。
裸百合
春
濃い緑の衣を脱ぎ捨て
私を忘れて
そう言って私の前から姿を消し
夏
再び喜びを求め
綺麗なピンクの裸身をさらし
今の私を見て
そう微笑むナツズイセン
この映える美こそ
夏を忘れさせる花の私への思いやり。
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