そろそろ花の季節の幕開け

昨日も夕方前線が南下して＆
その名残が消されていない朝は冬の気配、
そろそろ旅立ってそう思う朝
が

春、
求め一筋、いや眠りからの目覚めかな、多年草は根を残して休養して、雑念を捨て、老廃物を捨て、新しい芽吹きとなって再び咲く春、その草木たちの目覚めはドラマチックでエキサイティング。
この出会いは新鮮で、わく・・、どき・・、この瞬間のときめき、
人を初めて好きになった時の感触、歓び、想いに似ている。
鮮やかな白木蓮の純白、私は何にも染まらない、在りのまま、そう告げている春の草木たち、いい彩、いい匂い、いまカップから溢れる。
春

春は気まぐれ
ようやく春も中盤になって
太陽の陽射しに暖かみを感じるようになって
咲きはじめた草花に安堵感を覚え
草木に生長の著しさに感動して
春か
そう思う一日

触れる風にひんやり寒を感じ
集う鳥の声に微笑を覚え
硬い紫陽花の蕾の膨らみに葉の形を見て
刻まれる時の速さに感嘆し
未だに咲かない桜に憂いを覚え
いつ
咲くのはいつ頃
そう桜の蕾に問う私

今頃の春の心中案外複雑かも。