再び霧の朝。
暗い!
そう思って時計を見るともう7時に近い。
この暗さ、なぜ?どこから、
いつもならカーテンを押すようにもれてくる朝の光が飛び込んでこない。
不思議だ・・・そう思って外に出る。
街が深い霧の中に埋まっている。
再来・・・
再び訪れた深い霧、何もかもを包み込むように沈み、私が見つめる数十メートル先がこの前と同じように消えている。
ミルクに墨を少し垂らしたような乳白色が、街を、森を、車を、包み込んで幽玄の世界に導いている。
冬、時々悪ふざけする顔が再びこの街を霧に沈めている。
この分なら今日、暖かくなりそう。
霧
冬の悪戯
顔
再び訪れた乳白色の訪問者
街を消し
形を奪っている
いつもの道は数十メートル先で消え
歩みを阻んでいる
深い乳白色の闇
幽玄の世界
黄泉への道はこんな道だろうか
印もなく
遠くに見える灯を求め
深い霧のなかを
光に導かれて歩く
抱きつく深い霧
両手から伝わる一杯のミルクの温もり
それが今日の乳白色の世界
温かい
感じる
冬の冷えた心を温める
乳白色の霧の温もりが街へ拡がっていく。
暗い!
そう思って時計を見るともう7時に近い。
この暗さ、なぜ?どこから、
いつもならカーテンを押すようにもれてくる朝の光が飛び込んでこない。
不思議だ・・・そう思って外に出る。
街が深い霧の中に埋まっている。
再来・・・
再び訪れた深い霧、何もかもを包み込むように沈み、私が見つめる数十メートル先がこの前と同じように消えている。
ミルクに墨を少し垂らしたような乳白色が、街を、森を、車を、包み込んで幽玄の世界に導いている。
冬、時々悪ふざけする顔が再びこの街を霧に沈めている。
この分なら今日、暖かくなりそう。
霧
冬の悪戯
顔
再び訪れた乳白色の訪問者
街を消し
形を奪っている
いつもの道は数十メートル先で消え
歩みを阻んでいる
深い乳白色の闇
幽玄の世界
黄泉への道はこんな道だろうか
印もなく
遠くに見える灯を求め
深い霧のなかを
光に導かれて歩く
抱きつく深い霧
両手から伝わる一杯のミルクの温もり
それが今日の乳白色の世界
温かい
感じる
冬の冷えた心を温める
乳白色の霧の温もりが街へ拡がっていく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます