四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

在りのまま

2013-04-15 | Weblog
自然は素直で敏感、
私が週に一度は訪れる低山、高い山にはない極平凡な魅力があって、今の時期歩くのが楽しい季節である。
雪も美味しい水も、冷たくあしらう岩稜もない低い藪山、その低山に訪れる春模様、
先週咲いていた水芭蕉は広島菜となって葉を広げ、まばらに咲いていた三つ葉ツツジ、今が旬とばかり咲いて樹林の隙間を染めている。
山に入る前に民家の軒先で見つけたドウタンツツジ、唯一、このドウタンが植えられている場所と言うか自生している場所があり、里で咲いているなら咲いているだろうと思い、寄り道してみたが、まだ新芽が出たばかりで花も数個程度しかなくがっくり、
この道はかなりの人が歩く道であるが、樹木も少ないので恐らく多くの人は知らないな・・・そう思いながら後にしたドウタンツツジ、この花が咲くのは多分来週の末頃になるか、そう思う山の旅。
在りのまま

自然体
・・・
人はいつからこの言葉を使わなくなったか
そう思う昨今の私

何も難しいことでない
哀しい時うれしい時には素直になって泣き笑いして
在りのままの自分をさらし
みせればよいものを私はいつもコントロールして
冷静を繕っている
少し力を抜いて普段のままでいたら
もっと楽なのに
そう思ってもなかなか思い切れない
・・・
それが人間
哀しい性の中で生きている

なまじ心があるから
いろんな要素でいじけてしまい
終焉の時でもなかなか受け入れずもがく。
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