何故治水イコールダムなのか。
治水がなぜ直ぐにダムになってしまうのか、山の樹を切り、斜面を崩して道路を作り、川を堰き止めて家々を水没させて造るダムが治水対策になるのか。
会社で言う経費対策のひとつ、人件費削減と同じ発想でないだろうか?一番安易で一番効果が短期にでる施策である。長期的に考えると維持、メンテナンスにコストが掛かりすぎる。
つまり自分の代で効果が出て名を残す事が出来る施策である。
それに伴う痛みは当事者と家族が負うだけで、トップには影響を及ぼさないから平気で推し進める、それがダムと同じとは言わないけど似たようなものである。
一度凍結と言っていた琵琶湖にまたダムを造ろうとしている国土交通省は、箱物が好きな省である。温暖化で雪が少なく、日常的に河川の水が少なく、大河でもない河川になぜダムがいるのか、あの第二名神の道路を見ていると、ここまで山を削り、樹を切り、排水溝をコンクリートで固め、自然のバランスを破壊した構造の道路を見ていると、どこかでバランスが崩れ、調和が乱れて、少しずつ歪みが出てこないのだろうかと考えてしまう。
一度破壊した自然は元に戻せないし、その崩れたバランスは元には復元できない。
森を追われた動物は人々の生活の場に侵入して、害だとみなされ殺され、絶滅の状態に追い詰められる、人の勝手なご都合主義で。
ダムに溜まる土砂で年々浅くなっていくダム、そのメンテナンスにいる人件費、道路、住民の保証、失われた自然と環境。
いまのままが治水になるとは言わないけど、山の樹を切り、金になる樹ばかり植えて、森の手入れもしないで、道路を安易に簡単に作り、沢を埋め、流れを人工的に作って、人工物で補強したところで自然の猛威は止られないと思うのである。
堤防も継ぎ接ぎだらけで、強度もバラバラ、年度で造りも変わり一貫性のない造りが今の洪水の現状を浮き彫りにしているのである。
町造りにしても、排水にしても、堤防にしても、自然と環境に優しくない。最近それらに配慮した政策と工事がされるようになってきたが、まだまだコスト優先の工事が多い。特に林道、ダム工事の初期にはコスト、期間が優先されて造られている。
総合的に組み立て、山から海までの構図を描いて考え、それらを組み合わせ造らないと意味がないのである。ピンポイントで造っても総合的には効果がないのが国土交通省の堤防造り。
いまの温暖化の進行、琵琶湖の河川の実態、琵琶湖の環境、気象を考えると治水のためのダムは琵琶湖に流れ込む河川に必要ないし、河川の整備、堤防の強化で十分耐えうると思っている一人です。つまり川の流れをスムーズに流す整備が大切であり、余りにも川に、水以外のものを流しすぎである、それらによって川が汚れ、浅くなって、人で結うなら梗塞状態である。淀本流に流れ込む中小河川を見るとゴミ捨て場になっているのが現状である。
景気対策と雇用という名を借りたダム工事(公共工事)はもう止めるべきである、その考え自体がもう環境にそぐわなくなっているのである。
我々も公共工事にNOがはっきり言える人間になることが必要である。
治水がなぜ直ぐにダムになってしまうのか、山の樹を切り、斜面を崩して道路を作り、川を堰き止めて家々を水没させて造るダムが治水対策になるのか。
会社で言う経費対策のひとつ、人件費削減と同じ発想でないだろうか?一番安易で一番効果が短期にでる施策である。長期的に考えると維持、メンテナンスにコストが掛かりすぎる。
つまり自分の代で効果が出て名を残す事が出来る施策である。
それに伴う痛みは当事者と家族が負うだけで、トップには影響を及ぼさないから平気で推し進める、それがダムと同じとは言わないけど似たようなものである。
一度凍結と言っていた琵琶湖にまたダムを造ろうとしている国土交通省は、箱物が好きな省である。温暖化で雪が少なく、日常的に河川の水が少なく、大河でもない河川になぜダムがいるのか、あの第二名神の道路を見ていると、ここまで山を削り、樹を切り、排水溝をコンクリートで固め、自然のバランスを破壊した構造の道路を見ていると、どこかでバランスが崩れ、調和が乱れて、少しずつ歪みが出てこないのだろうかと考えてしまう。
一度破壊した自然は元に戻せないし、その崩れたバランスは元には復元できない。
森を追われた動物は人々の生活の場に侵入して、害だとみなされ殺され、絶滅の状態に追い詰められる、人の勝手なご都合主義で。
ダムに溜まる土砂で年々浅くなっていくダム、そのメンテナンスにいる人件費、道路、住民の保証、失われた自然と環境。
いまのままが治水になるとは言わないけど、山の樹を切り、金になる樹ばかり植えて、森の手入れもしないで、道路を安易に簡単に作り、沢を埋め、流れを人工的に作って、人工物で補強したところで自然の猛威は止られないと思うのである。
堤防も継ぎ接ぎだらけで、強度もバラバラ、年度で造りも変わり一貫性のない造りが今の洪水の現状を浮き彫りにしているのである。
町造りにしても、排水にしても、堤防にしても、自然と環境に優しくない。最近それらに配慮した政策と工事がされるようになってきたが、まだまだコスト優先の工事が多い。特に林道、ダム工事の初期にはコスト、期間が優先されて造られている。
総合的に組み立て、山から海までの構図を描いて考え、それらを組み合わせ造らないと意味がないのである。ピンポイントで造っても総合的には効果がないのが国土交通省の堤防造り。
いまの温暖化の進行、琵琶湖の河川の実態、琵琶湖の環境、気象を考えると治水のためのダムは琵琶湖に流れ込む河川に必要ないし、河川の整備、堤防の強化で十分耐えうると思っている一人です。つまり川の流れをスムーズに流す整備が大切であり、余りにも川に、水以外のものを流しすぎである、それらによって川が汚れ、浅くなって、人で結うなら梗塞状態である。淀本流に流れ込む中小河川を見るとゴミ捨て場になっているのが現状である。
景気対策と雇用という名を借りたダム工事(公共工事)はもう止めるべきである、その考え自体がもう環境にそぐわなくなっているのである。
我々も公共工事にNOがはっきり言える人間になることが必要である。
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