花の終焉
山茶花の赤山茶花の紅山茶花の紅山茶花咲く咲き始めた寒椿寒椿咲いた寒椿の一輪咲きはじめた山茶花暖かい朝である。さらしている素足もそんなに冷たくならない、今までとは違う暖かい朝でうれし......
終える
咲いたときはうれしくて「山茶花が咲いた」うれしくて花を追った私。
その花が一片‥散り始めると疎遠になり、その花びらの落下をみることなく私の逢瀬は終わり、久しぶりに会いに行ったとき花はなく、無表情の木の葉が樹木を蔽い冬の表情を消していて花の終わりを知る。
端境期
咲いても愛されることなく
寒空のなかで咲を終え消えた山茶花
寂しいという思いはなく
明かりを消した樹木をみて思うのは
旬の味わいを忘れた私の心
いまその姿態にみる冬花の失せ
野が暫しの端境期に返る。
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