母

母
もう直ぐ春の彼岸。
それ！何？若い人には「そんなの関係ねぃ！」そんな感じでしょうか？
母が去ってもう５年。
いつも迷惑と心配をかけて、それなのに最後は汚いものを見るようになって、
施設に預けた私。親類から非難されても、私の生活があるからと言って、
ある意味で逃げた私。
若い世代の人にやはり言いたいのは、老いた時にこそ、
あなたのお母さんを大切にして欲しいと思う、
ああ・・・と思う前に。

母さんありがとう
私がいつも贈るあなたへのラブレター
あなたは私にとって
大切な人であり最愛の人
あなたがいたから今の私がいる

すべてが満たされ幸せとは言えないけど
愛する家族のなかで
私は生きている
それだけで十分に幸せ

私の母として
ひとりの恋人として
私を守り育て支えてくれた
優しいお母さん

私を忘れたあなたをみて
あなたの恋人として話し相手にならないで
ひとりの傍観者として
距離を置いていた

今の私が在るのは
母さん在っての私なのに
ありがとうと感謝をいつの間にか
忘れている私がいる。