雲の間の青空
澄んで冷たい空の青冷たい北からの風が齎す染みを剥ぎ取った空の青美しい人冬美人。美しい冴えた表情は冷たく「ふん!」そう言って私をあしらう冷たい風、空は澄んだ顔しているけれど、その顔は...
雲の間の青空
この日の空に浮かぶ雲は夏の積雲がひしゃげて広がるような雲、その雲の間に散在する青空は冬には貴重でうれしいな青空。
その青空から射し込む陽射しが、時折積雲の陰に入ると気温は一気に下がり、冷えが一気に高まり、その寒さが応える雲の多い冬日。
陽射しを浴びている時は焚火で暖を取るように暖かいが、陰ると寒々とした空気に包まれるこの頃、寒椿が花を咲かせる頃なのに、花はポツリ・・としか目にしない冬の一日。
森の空間
尾根の窪地に出来た陽の当たる空間
いまその森の空間に冬の陽射しが燦々と注ぐ
陽射しの一番当たる場所に座り
焚火で暖を取るように陽射しの暖かさを楽しむ
森のなかを吹く風もなく
陽射しが仄々と焚火となって燃え
陽だまりの囲炉裏で暖を取りながら
心地よい暖かさに抱きしめられて
一時記憶を失う
転寝のなかで
ふと
冬鳥の鳴き声で目覚め
慌てて暖かさを確かめる
まだ暖かい・・・
良かった
そう思う森の空間で過ごす冬の一日。
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