人が失くしたもの

素直な思い

素直モミジバフウモミジバフウモミジバフウ季節は明日から立冬である。この頃になると私の住む町の落葉樹も紅葉を創め、秋になっても表情を変えない常緑樹との対比が違和感となって目に映るのが......

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人の素直な想い
染まる１本の椛をみて最近は素直に感動しない。
困っている人を見ても人に対する思いやり、優しい言葉がなかなか素直にかけられないひとりになっていることに気付き「最近の私は素直でないな」そう思う。
「なぜなのか」自分でも改めて自らに問い、見つめ直すが答えが素直に出ない、
私も老いて事なかれ主義になってしまったのかと反省する。
困っている人とか弱い立場の人が多いなか、果たして自分の考えはそれでよいのだろうか、人として何か大切なものを忘れている気がしてならない、
それは捨てられた動物を含め弱い者に対する何もしない、言うだけのひとりになっている私に対する戒めの言葉なのかも知れない。

失っているもの

いつから素直な心を忘れたのか
私はいつも自分に問う

あの頃の純粋な思いいまはなく
汚れてひねくれ素直でない
いまの私

生きることは理想を捨てること
それが今の現実ではあるが
何か大切なものを失っている気がする
それは人に大切な思いやり。