いろいろ詮索して、そう誘う春

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あれこれ、
今週は晴れが続いてチョ!気持ちのいい朝の６時、
東から綺麗なオレンジの太陽が昇って来て、正面で見詰め合うと少し眩しいかな？
桜はそろそろ５分咲きに近い。
道端に生える青々とした食べ頃になった美味しそうな蓬を摘んで、餅の中にタップリ入れて草餅を作り、この桜の樹の下で頬張ると美味しいだろうな・・・

そんなことをあれこれ考えながら朝を歩くと、この空色にこの暖かさ、
なぜか心が軽く、うれしくなるのも桜のせいかな。
春は

あれこれ考えると楽しくなる
山では一雨ごとに雪が融け
春の芽吹きが始まって
セピアに萌黄が戻り辛夷が遅い花の春を告げる

私の街では
雪柳を退かす様に桜が咲いて
草地の青々とした中で蒲公英が咲いて
私に座ってと誘う

寝転んで見上げる空
青・・
背中から伝わる冷めた台地の温もりに優しさを感じ
何となく手に触れた草を千切り
匂いを嗅ぐと泥臭い

匂い
温もり
空色
暫く忘れていた恋心

いま思い切り抱きしめる。