
季の移ろい蝉が鳴き已む蝉残暑のなかで聞く法師蝉夏が居座る居座るせんそう悔い匂いわずかな匂い朝の空気のなかで感じたかすかな秋の匂い、冷気、ごく微量の香り微量の風のなかに秋を感じる、立秋か......
移ろう
季は秋。
でも、表情は移ろうことなくいまだに夏彩で、その彩は冷めずにピークの恋彩となって燃え盛っている。
9月初め
夏と秋の間で
夏が未練を残し何だかんだと理由をつけ
移ろうことをしない9月の初め
季はめくられ既に秋
でも・・・
夏は未練があるのか恋心を捨てず
夏彩を落とさず
移ろうことなく間に居座る9月の初め
彩は冷めず熱い。
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