
蝉が鳴き已む
蝉残暑のなかで聞く法師蝉夏が居座る居座るせんそう悔い匂いわずかな匂い朝の空気のなかで感じたかすかな秋の匂い、冷気、ごく微量の香り微量の風のなかに秋を感じる、立秋から数えて今日は二日......
夏蝉
「梅雨が明けるかな」そう思うなかで彼らは鳴き始め夏を謳歌し。一夏の恋を楽しみながら立秋の頃に土に帰り始めるなかで法師蝉などに変わる蝉たちの季の移ろい、その変化は夏のMelodyとして私の想い出のトーンを下げ秋に優しく誘う。
移ろい
彼等はいつ外に出て
いつチェンジするのか知っていて
それを素直に受け入れている
それに対し蝉のことなど関係ないし
季の移ろいなどどうでもいい
それって少し寂しいと思わない
時間のなかを唯歩いて
暑い夏が過ぎていったなんて。
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