白い夾竹桃
夾竹桃夾竹桃夾竹桃夏の風、あたりさわりのない風が朝から吹いて、気温の上昇を抑えている。風は強く吹いて木の葉をざわつかせることはなく、開放している窓からせせらぎとなって流れ込んでカー......
夾竹桃の咲く夏
夏、まだ梅雨の最中、夜明けと共に始まる蝉の合唱、七夕の頃に「梅雨が明けていないのにもう蝉が・・・」そう思ったのが天の川がみえない町中の森の下、その時は疎らな蝉の鳴き声も今日は煩いほど泣きじゃくっている。
その蝉の鳴き声を聞きながらいつもの路を歩けば白い夾竹桃の花が樹木を覆い、それと競うようにムクゲの花が咲く梅雨の末期?
「もう梅雨が明けるか・・・」そう思いながら花をみる、花の白さが映える夏。
白い花咲く夾竹桃
この白い夾竹桃が描く
梅雨空との対比
花は雨水で素顔を薄化粧し
白亜の美をみせる
白さが際立つ花
それは不思議な魔力
色彩でなく
素
何にも染まらない染められたくもない
無垢
我汚れを花で染める。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます