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空も山も海もいまだに夏色、
優しい水色の青、森と草原の深緑、紺碧の藍の海、熱さの戻った焼け砂の砂浜、
小波を手ですくいあげると指の間からひんやりした清涼感がこぼれる。
このひんやり感・・・
「冷たい!気持ちいい」
思わず飛び込みたくなる衝動を抑えながら澄んだ海の中を覗く、
誘惑の砂浜が広がる。
気配
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いつから感じなくなったのだろう
あなたの気配
いつも後ろに立つだけで感じていた気配
あなたの香り匂い
その気配を感じただけで
後ろを振り向いて抱きしめたくなったけど
今ではその気配
あなたが後ろに立っても
何も感じない匂わない
長い時のなかで失われた匂い
消された想い出の一ページ
感傷・・・
こだわり
諦めの悪さ
ある意味で哀しい男の性・・・
いつまでも拘り
過ぎた夢をいつまでも求める
もうタバコは燃えつきたのにいまだに手に持って
消えた匂いの余韻を嗅いでいる
どうしようもない奴だね
・・・
男とは。
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