処女雪
町に住んで雪を想う町は乾いてから・・寒いけれど縛れることはない故郷は毎日雪かな・・・そう思う朝。雪、強い風が止むことのなかった昨日、初めて空から雪が舞い、激しい降りとなって襲った夕...
初雪
丁度一年前に舞った初雪、京都市内では雪が舞い、銀閣が新雪に覆われた風景が紙面を飾ったのがついこの前、この町とはそう遠く離れていないのに、私の住む町には未だに雪が舞うことがない。
時折寒気が強まり、北西の風に乗って雪雲が飛んで来るが、雪を降らせるまでには至っていない、こうなると薄らでもいい雪を見たいと思うが、なかなかお目にかかれない。
「まだ見ぬ人、遠くに住みて」そんな感じだろうか。
雪
いま
雪のない町に住み
この時期思うのは雪に埋まる銀世界
辿り着くように居座った頃
毎冬雪を見て
雪か
積もるかな・・・
そう思いながら過ごし
心を回帰させた私
その雪に今ではなかなか会えず
幻の女性(ひと)
いつも紙面とニュースで拾いながら
未だこの町には降らないか
・・・
そう思うこの頃。
雪雲を 蹴散らす冬の 北風か
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