今日は立秋、秋の始まり。
紙面の片隅に載った出来事、いつも思うなぜ、私より若い命が・・・どうして?立秋、今日は暦の上では秋の始まりを告げている。そう言っても朝夕未だ暑く、30分も歩けば汗がじわじわ...
今日は立秋、秋の始まり。
もう暦の上では秋である。
そうは言っても陽射しは暑く、一日通して気温の下降は余りなく、まだ緑濃い木立の中からは夏の小童が喚き、俗に言うあの秋を告げるツクツクボウシの声は未だ聞こえて来ない。
まして蝉に代わって鳴きはじめる虫の声など全く皆無で、空、気温、樹木、草は緑濃い夏色のまま、その残暑厳しい中で見つけた秋の七草のひとつ桔梗、いま澄んだ紫の花が秋の始まりを告げている。
風とのふれあい
朝一番街に流れる微弱な風
息を潜めないと感じ取れないあなたの吐息
あの苛立つ温さはなく
角の取れた優しい風
今日
私が初秋の朝に出会う
あなたの吐息
抱きしめておかないと直ぐに離れ
時の中に埋没してしまう
匂いのような風
別れは直ぐに訪れ
私と風とのいい関係は日差しと共に散って
一コマを残し消滅していく。
私の田舎では秋の訪れを告げると言われていたツクツクボウシ、この蝉は7月の梅雨明け共に鳴きはじめる蝉であると言われているが、いつもこの蝉の声を耳にするのがアブラゼミの鳴き声が低下していく旧盆過ぎの辺りからであるが、いま住む町ではなかなか耳にせず、いつもの行く藪山の麓で聞きながらそろそろ秋が近いと感じるこの頃。
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