四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

3冊目をめくる

2011-03-01 | Weblog

桜の咲く時の陽気がしばらく続いて、久しぶりにセピアのベンチに座り、
のんびりと風の流れと新芽の育みを眺め、陽気と戯れた数日が去り、雪を融かし始めるには十分な雨音を聞きながら過し、
雨の上がった空に晴れるかな・・・そう思って起きた朝の異様な雰囲気、
おい・・それはないだろう、この空色、時雨模様、冬の気配。

もう雨はないだろう、そう思って新しいページをめくったのに、この暗い一面を覆う濃い灰色、少し押し広げたくらいでは開きそうにもない、
確かに寒くなると言っていたが、空からは霧雨が落ちて以外と濡れる、
そう寒くないのが何よりもうれしい、昨日の雨に打たれた満開の水仙が頭を垂れている姿がチョッピリ痛々しい朝、今日から3月である。
3月

12冊の内の3冊目
その3冊の1枚を朝めくると嫌な感じの灰色

好き
そう言われると考えてしまう
余り好きでない空色
多分嫌い・・・
この灰色も春の空を描くときには必要
そう外せない3月の空色
灰色
・・・
でもやはり1枚目には使いたくない

春とは言ってもまだ・・思い通りには行かない
選択に迷っている月
少しページが多い3冊目
憂鬱
・・・
気が思い1枚目をめくる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 悲劇は忘れた頃に訪れる | トップ | 2月最後の一日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事